昨日は朝、母親の手術ということで病院を訪れ、入室を見届けて、午後から日本ファンドレイズ協会の設立記念イベントでした。
アメリカからAssociation of Fundraising professionalsからボーレット・マエハラさんが来日して講演をしたり、豪華ゲストによるパネルディスカッションなどがありました。
まずボーレット・マエハラさんの圧倒的な存在感にびっくりしましたね。
キーノートスピーチもまずステージから降り、対話形式でクイズを行なっていた。これはアイスブレーキング的な効果があるんだと思う。参加者の集中力がぐっと引き寄せられた。
しかもクイズ内容がファンドレイズのゴールデンルール!だったからもうみんなの目の色が変わる変わる。
その答えというのが・・・
1.お願いをする。
2.感謝を表す
当たり前だけど、これがなかなか出来ないんですよねー。
レクチャーはめもしっぱなしでした。
すごく勉強になった。
全部はかけないので、書かないけど、寄付者の権利の明確化や感謝をいかに可視化して伝えるかなどキーとなる項目がたくさん出てきた。
あ”そうそう鈴木的にはひとつ訂正があります。
今回パネルディスカッションにあしなが育英会の方が来ていたのですが、あしなが育英会は大手企業からの支援は一切受けてなく、基本的に街頭募金ベースだそうです。
以前に鈴木のファンドレイズレクチャーの際に広報効果としての街頭募金とその影響での企業募金を話しましたが、間違いでした。
ただし、原理としては、メディアに街頭募金や昨今のニュースと孤児の関係性のプレスリリースなどで触れてもらい、メディアを通じて、募金を促すという活動はしているそうです。
これは以前、レクチャーで私が説明した社会的認知度と募金の関係にも繋がる部分です。
ファンドレイズ協会は熱気もすごく、参加したみんなの期待値が垣間見れた気がします。
ただ一点、鈴木的に気掛かりだったのは、寄付文化を日本で促進することにフォーカスがあたり、寄付の額をあげるために必要なこと、抵抗要因など分析ベースの提言がなかったこと。
そもそも寄付文化はあるって前提でやっているからなのかなぁ?
最後に、心に残った言葉。
寄付することは、自分よりもパフォーマンスがいいと認め託すこと。
逆に寄付されないということは自己満足であり、社会のニーズに合っていないということ。