西欧で最も有名なNGOの一つ、そして、ロックバンドU2のボノが支援していることでも知られている国際NGO、
Oneがドイツで開催するG7サミットにあわせて欧州、北米、そして、日本からユース(若者)を集めて、One Youth Ambassador Summitがドイツの古都、ミュンヘンで開かれ、日本からの参加者として参加してきました。
もともと、このSummitの対象は、欧州で行われているOneのYouth Ambassador(ユースアンバサダー)というユース向けのプログラム参加者であり、彼らは各国でOneの政策メッセージにあわせて、政治家への働きかけや社会への普及啓発活動を行っています。
*日本では、ユースアンバサダーは行われていないのですが、Oneの協力者が招待され、参加してきました。
6月6日(土)の午後は、いくつかのNGOが協力する形でミュンヘン市内の中心地の公園を貸し切って貧困解決のためのコンサートが開催されました。
コンサートには、Usher、Aflojackなどの世界的に有名な歌手やDJのほか、ドイツ国内で活躍している歌手、コメディアン、そして、各NGOからのスピーカー(ネパール震災の生存者など)、リベリアのサーリーフ大統領、政治家など様々な人々が登壇しました。
私は午前中のスタントの後、先行部隊として会場に入り、コンサート運営の要員としてチケット配布所に他の参加者と共に配属されました。 配属された7名のうち、1人を除いて全員がドイツ以外からの参加者であったので、来場者の多くがドイツ人でドイツ語での問い合わせが多く苦労をしました。
ただ、「英語を話すことができますか?」と尋ねると(シニアの方も含めて)9割以上の方が英語で質問をしてくれていたのが印象的でした。
Oneとしては、ブース出展のほか、コンサート会場でいくつか枠をもっており、G7各国から参加したユースと親善大使の女子プロボクサーの方によるメッセージの発信なども行われました。
また、会場を訪れていたジェフリー・サックスとリベリアのサーリーフ大統領に対して署名を渡すメディア向けアピールも行われました。
(ただ、疲れから会場で横になっているユースも見受けられましたが)参加したユースにとっても、多くの刺激になりうる機会になったのではないかと思います。