アメリカ人が日本の未来を決めることにどう思いますか?
中国人が日本の発展を決めることに関してははどうでしょう?
その土地の発展は、そこに住む人々が決めるべきことだと私は思います。
ただ、こと途上国や「アフリカ」(特にステレオタイプの貧しいアフリカ)などの開発となると、外部者である私たちは口を挟みたがります。
もちろん、私たちにできること、私たちがすべきことはたくさんあります。
貧困国の貧困を生み出している、または、脱却する動きを弱めている、国際的な障壁を壊すために活動することがそれに含まれます。
気候変動で考えれば、その影響で、干ばつや洪水が引き起こり、特に途上国の農業セクターは多大な影響を受けています。また、生産量の減少に伴う食料価格の高騰もあります。
気候変動の主要な原因となるCO2は歴史的に先進国、そして、近年は新興国から発生していますが、大規模な被害は途上国にて発生しています。
気候変動の被害の抑制と救済のために先進国は第一義的に責務を負っていますが、その交渉姿勢は責務を全うしているとは言えません。
こうした際に、若者が自国の政策に対して、「社会正義」の視点から声をあげ、変化を起こすことが一つの役割だと思います。
既得権益の縛りが比較的弱い、若者こそがそれを行えるアクターなのだと思います。
それを外部者としての視点を離れ、介入者として、他国、特に、途上国の将来に対して口を出すのは好ましくないことだと思います。どういった世界がいいのかということに関しては話をする権利はもちろんあると思いますが、本質的には、それぞれの土地のことはその土地の人が決めるべきだと思います。
学生時代の自戒を込めて。。。