アメリカのオルタナティブブロックバンド、smashing pumpkinsのDisarmという曲の中には、"the killer in me is the killer in you"という歌詞がある。
おそらく、ここでは「おれたち一緒だよ。」という事が言いたいんじゃないのかなと思う。
さて、最近、犯罪と社会を考える事が多いです。
社会が犯罪を呼ぶのか。
はたまた犯罪者はその人特有のものであり、社会とは無関係なのか。
秋葉原で無差別殺傷事件を起こした人の話をきくと、必ずしも、個人的な要因によって、犯罪の土壌ができあがったとはいえないのではないかと思う。
人と人の交流がなくなった現在。
ネットにおける人間不信の創出。
派遣法など人間にやさしくない社会。
こうした背景も犯罪発生を導く大きな要因になったのだと思う。
でも私も含め、社会には、犯罪がおこると、その犯罪者の特殊なケースだと認識したがっている動きがあるのではないかと思う。
だれしも、自分と異質な者との間には線をひきたがるのだと思う。