La Patata Dolce



カテゴリ:コラム(その他)( 118 )


若者が社会を変えるということ

本記事は以下のURLに引っ越ししました。

http://bellshift.blog.jp/archives/4388097.html
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by smile-and-happy | 2015-12-06 05:28 | コラム(その他)

オーストラリアの若者が見せる-世界を変えるためにできること-

オーストラリアで最大規模の若者による国際協力を行っているグループであるVGen。
ワールド・ビジョン オーストラリアをサポートする若者のグループだ。
以前の記事でも紹介したように、VGenは非常に活発に活動をしていて、援助増額を訴える一斉行動などをオーストラリアで数年前に企画していた。

youtubeで偶然、その関係の動画を見つけたので、こちらで紹介したい。

https://www.youtube.com/watch?v=RL0a45wHgSU

海外援助に関して、オーストラリアの6つの州の州都で多くの人々を巻き込んで、外部に発信する活動が行われていること、そして、NGOの職員でもない彼らが、政策的なメッセージ(2015年までの援助額を国民総所得の0.5%にあげること)についてもしっかりと意見を言えていること、これってすごいと思う。
もちろん、その背景として、若者に対してNGOや市民社会がしっかりと啓発をしているということもあるのだろう。いつまでたっても「かわいそうな人々を救う」だけでなく、そのために必要な手段としてのアプローチと政策メッセージを伝えることは重要であり、こうした機会が身近にあることは、18歳選挙を前に議論に上がっている社会への主体性を育む上でも必要なことだと思う。

日本では、近年SEALDsの若者たちが注目されていて、ようやく、若者も政策的なメッセージを聞いてもらえる環境が整ってきた。若者も社会の一員として、思いを発信できる、そんな社会になっていってほしい。

はじめは少数の人々による行動であっても、その行動が持続し、そして、小さいながらも勝利を勝ちえて、それを社会で認識していくことで、人々の行動の選択肢にあがるんだと思う。
だからこそ、私たちは活動するうえで勝つための戦略を常に考えていかなければならないと思う。
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by smile-and-happy | 2015-10-18 02:27 | コラム(その他)

国際協力から見る日本の現象

日本で国際協力と聞くと、「学校建設」のイメージはある程度あるように感じる。
また、「学校建設」とまでいかなくても、国際協力って、文具支援とか教育に関するイメージとの関係性ってあるように思う。

その背景をまたまた妄想してみた。
日本って、以前にも記載した通り、教育を受けるのは当たり前で、当たり前に教育を受ければ、年功序列で、終身雇用で、国民総中流になる、みたいな思想がまだある程度生き残っているように思う。
だから浪人したり、留年したり、退学すると社会の目はきつい。

それで、感じることは、国際協力における教育のイメージがある程度あるのっていうのも、教育を受けると自動的に豊かになれるみたいな日本国内における思想の表れなんじゃないかって思う。

もちろん、教育は貧困解決のキーだと思う。
でも、教育だけしていれば、貧困は自動的に解決されるものでもないと思う。
そこには、経済政策、雇用政策、産業、保険、所得再配分をどうするか、など様々な施策の複合体であるように思う。

この記事でうまくメッセージが伝わるか心配ですが、思うところは、教育支援に対する「万能」な過度なイメージは、日本国内における現象(みんなちゃんと教育を受ければ、安定した生活ができ、だからこそ、そこから漏れてしまうと自己否定が強く現れる)の表れなのではないかと思ったところです。
(この考えが誤りである可能性も十分あります。)
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by smile-and-happy | 2015-10-10 20:44 | コラム(その他)

Divestment ワークショップ-私たちが気候変動を止める-

該当する記事は以下のブログに引っ越ししました。

http://bellshift.blog.jp/archives/2941171.html
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by smile-and-happy | 2015-09-24 00:12 | コラム(その他)

アデレードのオックスファム・ショップ

アデレードで開催されていたフェアトレード運動にかかわるオーストラリアの若者会議Fairly Educated Conferenceに個人として参加していました。
アデレードには2件のオックスファム・ショップと南オーストラリア州のオックスファム事務所があります。Fairly EducatedのコーディネータであるBecが紹介をしてくれ、現地のスタッフからお誘いを受けたので訪問をしてきました。

アデレード大学近くにあるオックスファム・ショップ
アデレードのオックスファム・ショップはアデレード大学のすぐ近くにあります。
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中に入ってびっくりしたのですが、非常に大きいショップです。
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レジの周りには、小物やオックスファムのチョコレートやセサミバー(これらは日本でも買えます)があります。
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なお、オーストラリアのオックスファム・ショップでは、オックスファム・オーストラリアのオリジナルチョコレートやコーヒー、紅茶、緑茶の販売もしていて、また、他のフェアトレードNGOや企業のチョコレートや紅茶、ソースなどもとり備えていました。
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これまでにシドニーやメルボルン、ブリスベンのショップに行ったことがありますが、はるかに大きいショップで、かつ、地下もありそこではカフェ利用ができます。
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スタッフのLisaがコーヒーを入れてくれました。
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そして、さらにびっくりしたのは、以前は隣の店舗(別のお店が入っている)もオックスファム・ショップだったとのこと。どんなに大きいんだ。

そのほか、支援を含めたギフトカードであるUnwrappedやオックスファムのオンラインショップにつながる端末も用意されていました。
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アデレードのオックスファム・ショップは、古着や中古品の扱いはしてなく、基本的にはフェアトレード商品を扱うお店だということです。また、アボリジニの民芸品もおいてあるということです。オックスファム・オーストラリアでは、Close The Gapキャンペーンというアボリジニの人々を対象とした格差に取り組むキャンペーンも行っているので、ショップでもこういう形でキャンペーンに参加しているとのことです。
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なお、レジの前には、
パール震災への募金箱
がありました。これは日本のオックスファム・ショップにもありましたね。

なおオックスファム・ショップの壁には、ボランティアの募集も貼ってありました。
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オックスファムの古本屋と南オーストラリア州事務所
オックスファム・ショップから10分ほど歩いたところに、1Fが古本屋で2F以上が南オーストラリア州のオックスファムの事務所があります。
中も案内してもらいましたが、本もたくさんあり、また事務所も広々としていてステキな事務所でした。
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by smile-and-happy | 2015-07-07 16:15 | コラム(その他)

フェアトレードとオーガニックがある街、アデレード

Fairly Educatedも終わり、朝に郊外にあるホストハウスの家を同居人のAlistairと一緒に出ました。オーストラリアのバスの乗り方がよく分からなかったので彼がいて一安心。
バスの運転手に行先を聞かれてもネット環境もなくよくわからないので、Sameといって済ませました笑

9時に仕事関係の姉妹団体のショップで(ボランティアで)ブリーフィングをすることにしていたのですが、8:20頃に市内に到着しました。そこで、Alistairがカフェに行きたい(という風には英語が聞き取れなかったのですが、たぶんそんなことを言っていたのだろうと推測)ということで、朝から市内のオーガニックカフェにいきました。
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アデレードはフェアトレードタウンなので、フェアトレードやオーガニックを扱うお店がたくさんあります。
朝食がわりにクッキーとカプチーノを頼んで6ドルちょっとでした。割と安い放火と思います。

店の中にはFairly Educated Conferenceのチラシも。
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Alistairにそれを言うと、1日目のゲストで、カフェチェーンのオーナーが講演していたけれども、そのオーナーの店とのこと。そういえば、市内に店があると言っていたなぁ。
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カプチーノを注文すると、店員さんに名前を聞かれました。
なんでだろう?おしゃべり好きなのかと勘違いすると、カフェのカップに書くためでした笑

カフェ自体もおしゃれなたたずまいで、おいしそうな食べ物もショウケースにありました。
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街中を朝歩いて思ったんですけど、アデレードはカフェが多いなぁって思います。
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by smile-and-happy | 2015-07-07 15:50 | コラム(その他)

オーストラリアの若者フェアトレード会議報告-Fairly Educated 2015 3日目

オーストラリアのアデレードで2015年7月4日から3日間の日程で開催される若者によるフェアトレード運動の会議に参加しました。3日目が終わったので、早速ですが、3日目のレポートをします。
2日目まではアデレード大学の学生自治会ホールが会場でしたが、3日目からは場所を市の中心部?(アデレードは町が小さいのでどこが中心かわかりにくいですが。。。)にあるフレンダース大学に会場が移動となりました。

Campaigns Soapbox-社会を変える活動を知る-
3日目はDrive the changeということで、フェアトレード及び関係する社会問題にかかわる6つのグループがプレゼンテーションを行いました。

Vgen(Vision Generation)
VGenはワールド・ビジョン オーストラリアのユースムーブメント(ユース機構)であるVision Generation(通称VGen)のことで、彼らは2015年は主に「オーストラリアの援助予算」と「児童労働」にフォーカスしているとのことです。
別途、VGenのメンバーと仲良くなり話を聞いたところ、ワールド・ビジョン オーストラリアは主に資金調達に注力しているとのことで、アドボカシーやキャンペーンの主力はVGenが担っているそうです。日本のワールド。
なお、以前ブリスベンでビジョン・ジェネレーションが実施した援助に対するメディアアクションについては、別途記事を記載しているので、ぜひこちらをごらんください。

Oaktree
私が好きなNGOにも入っているOaktreeも説明に来ていました。彼らは自分たちのことを若者が主導するムーブメントと名乗っていて、極度の貧困は決して受容することができないというメッセージを出していました。
Oaktreeはオーストラリア国内で1万人を超えるメンバーがいて、気候変動などに対して運動を行っているとのことです。
また、Live behind the lineという1日2ドル以内で生活するチャレンジをオーストラリアで実施している団体でもあります。実は私も2ドルで生活の実験をしたことがあり、それは別途記事にしています。

Stop The Traffik
人身売買に取り組む団体で他のグループと連携して啓発を行っているそうです。
彼らの啓発で使われていた「2700万人が奴隷的状況にある」という言葉が印象的でした。

Fashion Revolution
2015年4月15日に日本でも行われたソーシャルメディア中心のキャンペーンで、数年前にバングラデシュのRana Plazaでの工場事故(2,000人以上が働き、従業員の8割が18歳から32歳の女性だった工場の倒壊事故)をきっかけとして、ファッションに関わる人権侵害にたいする運動です。
なお、Australian Fashion Reportというレポートを発行している。

Seven Women
2013年にFairly Educated Conferenceに参加したときに出会ったLauraが活動をしている団体。ネパールの体に障害のある女性たちを支援している。彼女たちがつくった商品をフェアトレードとして輸入し、オーストラリア各地で販売が行われている。2006年以来、800人の助成を支援。震災後も継続して支援を続けている。
主な参加方法としては、「商品の購入」、「活動に対する寄付」、「ボランティア」を紹介していた。

Etiko
1日目から参加している陽気でハスキーボイスが素敵なおじさま、Nickが働く団体。スポーツに関連するフェアトレード商品を主に販売している。
Nickは自団体の紹介に加えて、スウェットショップに反対する学生の運動であるUnited Students Against Sweatshopsも紹介しました。(面白いですね。)

United Students Against Sweatshops
http://usas.org

*なお同じ時間帯でフェアトレード大学運動に関心のある学生はスタッフと個別面談ができるようになっていました。

最終日の講演はどれもアクティビズム要素が高かった
続いて、2つの基調講演が行われました。まず、Dreaming and Drivingと題して、オーストラリアで難民や移民に関わる理解促進に取り組むWelcome to Australia の職員から社会への発信に関するお話がありました。
「同じグループの人に話をしても変わらない」
「次のステップとして新たなヒトへのアプローチをすること」
を強調し、これまでのアクティビズムには入ってこない人々もターゲットにする必要性を訴えていました。
(ただし、これはオーストラリアでのことであって、日本ではもう少し考え方を変えないといけないと思います。)
主な活動としては、ウェルカムバーベキューや協力する芸能人を獲得し、どう多くの世論を味方につけるかを重要視しているとのことです。
そして、キャンパスでの活動として、多くの人々を巻き込むことと成果を分かち合うことの重要性を訴えていました。(これについては日本も同じだと思います。)

その次のセッションとして、Sustainable Behavior Change -Drive the changeと題してアデレード大学の職員(教授ではない)が講演をしました。まず、サステイナビリティに関心のある大学が参加するキャンペーンがあることも紹介されました。そして、人々の行動変容に必要なこととして、以下の5つのことを上げていました。
1. 行動変容を促す事柄を決定する
2. 障害と実施した際の利益を明確にする
3. 戦略を構築する
-コミットメント(チームビルディング)
-社会的規範
-社会への普及?(Social Diffusions)
-促進?(Prompt)
-コミュニケーション
-インセンティブ
-手軽さ
4. 試作
5. 実行

彼女の講演は非常に面白く、人間の思考についての科学的考察が多くありました。人間が本能的に周囲に従いやすいことをエレベーターの中で1人以外の全員が立っている向きを変えるとその一人も向きを変えるという実験の紹介されました。
また、参加者に対してはメッセージを強くするために、個人の、そして、コミュニティのゴールが必要であることを強調していました。

キャンパスでの行動に注力する
昼食前のセッションとして、会議の主催者である学生Willのリードによって、Logical Campaigning from the start to finishが行われました。フロアディスカッションの形式をとり、2日間で学んだ事を踏まえて、キャンパスで行動をしていくうえでどのようなリーダーシップが求められ、その上で、一人ひとりが会議後に何をするのかが話し合われました。
私もいくつかコメントをすることで話し合いに参加させてもらいました。


次世代を担っていくこと
昼食後、Your Future in this movementと題して、Fairly EducatedのコーディネータであるBecと2013年度のコーディネータであるLauraの司会によって、最後のセッションが行われました。
まず、Becがなぜ個人としてこの活動に参加するのか、そして、Fairly Educatedの歴史が紹介されました。そのうえで、課題と学び、受けているサポートが紹介されました。

<組織課題>
・組織体制の維持の難しさ
・外部への広がりの弱さ
・戦略性の欠如
・会議後のサポートの少なさ
・フェアトレード業界内での認知度の低さ
・動員力の低さ
・スキルの限界
など
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<学び>
・小さな成功を祝福すべきこと
・自分たちの行動する原理をしっかり持つこと
・自分が安定していなければサポートなんてできないこと
・協力者を見つけること
・可能性があること
・フレンドリーなアプローチをとるべきこと

<どういうサポートを受けているのか>
・周囲の人々(大人)からのサポート
・大学のサステイナビリティ関係の部署の職員からのサポート
・The Fair Trade Association, Fair Trade Australia New Zealand, NGOs, 企業
・創設者
・海外の協力者
・会議参加者
・会議に参加していない学生

上記をクリアにしたうえで、「1年間活動するグループをつくろう」というタイトルで周囲の参加者と話し合いをすることとなりました。グループの基準として以下の事柄が提示され、「フェアトレード大学運動を達成するうえで何を見たいか?」、「そのために何が必要か?」という質問をグループごとに話し合われました。
・月1回の打ち合わせ
・1年に1度は実際に会って打ち合わせをする
・最低でも週に4時間程度の活動をする
・プランをつくる
・次のFairly Educated Conferenceを地域からサポートする
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この会議に参加してすごいと思ったのは、この時点で残り時間が30分程度だったにもかかわらず、すぐに参加者から「地域ごとに組織を超えて枠組みを作った方がよい」という意見が出て、具体案をベースに話し合いがここに始まりました。そして、20分のディスカッションで多くの意見が出てきました。
日本では、もっと時間が必要になるように思います。

その後、休憩を挟んで少人数のグループで振り返りが行われ、Fairly Educated Conferenceは終了となりました。

ソーシャルイベントもオーガニック
なお、私は打ち上げ的なソーシャルイベントに参加しました。 打ち上げは市内にあるオーガニックカフェで行われ、ベジタリアンな食事が提供されました。非常においしかったです。
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また、草の根でお店を経営している女性と仲良くなり、既存のフェアトレード運動、特に学生たちの活動が社会運動と乖離してしまいがちなことや世界の中で自分たちを認識するという視点が少ないことなど非常に興味深い話し合いをすることができました。
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最後に
今回は運営も手伝いをした関係で内部のマネジメントという視点からも企画をみれたことが大きな収穫でした。Fairly Educated Conferenceは日本のフェアトレード学生全国サミットと比べると、参加人数も少ないですし、ロジスティック面での弱さはありました。
しかし、参加者のイベント運営への参加働きかけや巻き込み、個々のリーダーシップ、即効性、市やNGO、大学職員との関係構築、イベント自体の戦略的な位置づけなどは日本にはない、もしくは、足りない点でした。
また、共通する課題として、組織の持続性や後継者の育成の仕組み作りはあるのかなぁと感じました。

Fairly Educated Conferenceでは、非常に多くの貢献をしているメンバーがいました。 特にBecを支えていて実行委員の面々は前に出ることはせず、黙って運営を行っており、その献身的な姿勢は好感をもてました。 やはり私は陰に徹することができるこうした人々が好きだなぁと感じました。

その他の関連記事はこちら
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by smile-and-happy | 2015-07-07 06:57 | コラム(その他)

オーストラリアの若者フェアトレード会議報告-Fairly Educated 2015 2日目(講演することに・・・)-

2015年6月4日から6日までの間、オーストラリアのアデレードで開催されているフェアトレード活動にかかわる若者のカンファレンス、Fairly Educated Conference 2015に参加しています。

2日目はのワークショップセッションを一つ持つことになりました。2日目は変革の手法を学ぶ(Learn to change)を掲げていて、それに関連するワークショップも多いのですが、主催者からお願いされたのは「素赤井正義をいろんな文脈で話す」というもの。
それもできるんですが、趣向を少し変えて以下のようなことを行いました。

Introduction
2008年のリーマンショック以降の世界経済の冷え込みと先進国での格差の拡大。
G8からG20へ、これまでの西欧民主型の政治体制ではない国を鑑みたグローバルガバナンスの必要性。
今後、気候変動や格差の問題の高まりにより、国際NGOの正当性が問われること。
こうした中で、フェアトレード運動は何を基軸としてその運動を進めればいいのか?

Fair Trade: What’s wrong point on fair trade issue?
そもそも現状の貿易をめぐる何が問題で、そこに不公正があるとすれば、何が不公正なのか?
その不公正を認識することが重要だということ。

Ideal World and Fair Trade
それぞれの参加者が考える理想の世界/社会とは何か?
どのような世界/社会であるべきか?

そのうえで、昨今のアンフェアなトレードを受容している現状は理想の社会を言えるか?
そうでなければそこに活動の軸がある。

What is Social Justice?
ネルソン・マンデラの2005年、トラフィルガー広場での演説を引用し、「貧困の克服に向けた活動はチャリティではなく、正義の追求である」ことを言及し、おかしな状況を正すからこそ、社会正義である点を強調しました。

Solve the social issue: What is a Society?
こちらはよく日本国内のワークショップでも使う手法ですが、国際的な問題であれ、国内の問題であれ、草の根の問題であれ、すべて社会問題。そして、社会問題とは社会における問題。
であれば、社会とは何かを考えることが重要。

社会とは人々の集合体であり、社会変革とは直接的・間接的に人々の認識、価値観、行動を変えること。フェアトレード運動も根本的には同じ。

Why: Why is it important to you?
活動する際に共感を得ていくことが重要。
また、活動を持続するうえで、給与が原動力でない学生活動の場合、特に、なぜ自分が活動をするのかを認識することが重要。
参加者一人ひとりが自分の動機を共有し、分かち合うことで、また問題意識が高まっていく。

上記のような流れで話を行いました。
参加者は他にもセッションがあったにもかかわらず15人近くも集まりました。全参加者が50名程度なので、わりと多い人数で、かつ学生だけでなく、活動家もいたので、少々緊張しました。
基本的に私の壊れた英語を忍耐をもって聞いてくれる優しい人が集まったので、こうした気持ちを持った人々は概ねフェアトレードにも熱心に取り組むんだろうなぁと思いました。
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一つ残念だったことは本来50分で行うはずのワークショップを25分で行わなければならず、ディスカッションに多くの時間を使うことができなかったことですね。
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by smile-and-happy | 2015-07-06 06:10 | コラム(その他)

オーストラリアの若者フェアトレード会議報告-Fairly Educated 2015 2日目-

2015年7月4日から6日までの間、オーストラリアのアデレードで開催されているフェアトレード活動にかかわる若者のカンファレンス、Fairly Educated Conference 2015に参加しています。

Fairly Educated Conference 2015も2日目です。

基調講演
別の投稿でお伝えした通り、まず、オックスファム・オーストラリアの職員からフェアトレードについての講演がありました。
続いて、フェアトレードラベルをはじめとしたラベルに関する仕組みの理解を高めるための講演、そして、オーストラリア発祥のNGOであるOaktreeによる社会運動の8つのステージに関する講演がありました。
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Oaktreeの講演では、社会運動を8つのステージに分け、以下のように分類をしていました。

1. Normal Times
⇒その状況に対してまだおかしくないと思っている
2. Prove Failure of Normal Institutions
3. Ripping the condition
⇒主張に対する支持が徐々に広がる
4. Take off
⇒デモやイベントなどの形で主張が可視化される、人々の注目が集まる
5. Perception of Failure
6. Majority Public Opinion
⇒一般大衆の中で主張が受け入れられる
7. Achieving Alternative
⇒世論の多数派になる。
8. Continuation

この分類の仕方は面白かったです。
以前、他の団体で聴いたものはキャンペーン戦略というものが多かったので、通常時からの分析をしている点でも新しいさがありました。(その反面、ムーブメントづくりにおける綿密さはこちらにはありませんでしたが。)
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フェアトレード大学
2日目は変革の手法を学ぶ(Learn to change)を掲げていることもあり、フェアトレード大学についてのセッションがいくつかもたれました。
The Fair Trade Associationの事務局長のChrisがSkypeで活動を紹介(本当は会場に来るはずだったのだけれども、航空チケットの日付を間違えたそうです笑)、そして、昨日に続けKittyがフェアトレード大学について詳細な説明を行いました。(正確には2セッションで行いましたが、ここではまとめて記載しています。)
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<フェアトレード大学になるために必要なこと>
・ 常設のフェアトレード委員会
・学生自治会での支持する決議
・フェアトレード商品が学内にある、販売されていること
・フェアトレードコーヒーと紅茶が学内でデフォルト(規定)のものとして販売されていること
・学内でフェアトレードの啓発活動がなされていること
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<フェアトレード大学を続けるために必要なこと>
・年次ごとの報告
・更新料金の支払い
・常設のフェアトレード委員会がつづいていること
・フェアトレードの購入と販売が学内で続いていること(購入するのは大学)
・フェアトレードの啓発が継続的に行われていること

ワークショップセッション
2日目には多くの分科会が開催されました。そのうち一つは私が主催するもので、異なる視点から社会正義を考えるというものでした。それについてはまた別途投稿します。
全部でワークショップのブロックは3つ(予定では4ブロックでしたがタイムマネジメントとChrisのフライト事件の関係で3つに急遽変更)あり、私は最後のブロックの担当だったので他のブロックの時間は参加者としてワークショップに参加しました。

まず1ブロック目で参加したのはNavigating Student and University Politicsのワークショップで、なんと講師は学生政治活動家のLeon。彼は学生自治会(Student Union)に関係して活動している学生で、オーストラリアにおける学生政治とその中での戦略について細かいレクチャーをしてくれました。
彼はFlenders Universityの学生で、まずは学内の政治構造(大学理事会や学生協会、学務課、事務課など)を説明してくれました。また、オーストラリアには全国的な学生の政治機構もあるそうで、Flendersからは6名が選ばれてNational Unions of Studentsに派遣されるという仕組みとのことです。
National Unions of Students内部での勢力図として、労働党左派、労働党右派、自由党、インド国民党系など、それぞれの政党系のグループ構成などの紹介がありました。

そして、話はやや戦略面に入っていき、以下の3つの事柄が重要だと指摘しました。
・ ゴールは何か?
・ そのために誰の考えを変える必要があるのか?
・ それを達成するためにどのように取り組めばいいのか?

50分のワークショップだったため、内容的に踏み込みはいまいちでしたが、オーストラリアの学生内政治を学ぶ上では非常に有用でした。また日本と異なり、学生自治会が一般学生との間に壁がないのも特筆すべき点でした。

2つ目のブロックでは、ホストハウスとして宿を提供してくれたWillによるPower-Mappingのワークショップに参加しました。このセッションは何と野外で実施されました。
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まず冒頭ではWillよりS.S.M.A.R.T.についてのレクチャーがありました。日本でもよく行われますが、これは行動する際、ゴールを明確化するために認識すべき6つの点についてで、詳しくは以下の通りです。

S: Specific
S: Strategic
M: Manageable
A: Achievable
R: Realistic
T: Time-Bound
*なお、私はMはMeasurableだと認識しています。
*気になる方は「SMART 分析」などで検索をかけてみてください。

そのうえで、Power-Mappingに移っていきました。
Power-Mappingでは、縦軸を権力があるかどうか、横軸をフレンドリーか否かとし、大学内のアクターを分類していきました。そして、下位にいる学生(自分自身)をスタートとして、どう上位の人々をフレンドリーにしていくかを考えていきました。
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この作業で感じたことは、学生たちが大学理事会の理事の任期や選任方法をしっかり把握しているということでした。日本ではなかなか認識している学生は多くないように感じます。

2日目のソーシャルナイトは。。。
2日目のソーシャルナイトは場所を大幅に移動して郊外の大学の体育館で行われました。会場までバス移動が面倒だったので、地元出身の学生の車に便乗して私は移動しました。
前半はヨガ組と体育館でのスポーツ組に分かれ、私はスポーツ組に入り、サッカーを行いました。屈強なオージー男性陣に混じって、意外にアジア系の女性陣がサッカーに参戦してきました。
軽食ディナーを挟んで、後半は、スウェットショップに関するドキュメンタリー(ヴァンダルナシルバやソフィーなどもでてきました)組とスポーツ組にわかれました。私はドキュメンタリー組に入りました。かといって、ドキュメンタリーが見たいというよりも、それ以上に、参加している学生たち観察をし、時期コアメンバーのあたりを付けたいと思ったのもあります。
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ここでもベンジェリ
なお、ソーシャルナイト2日目は、Ben & Jerry'sのアイスクリームが無償提供されました。
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しかも大量に。一人で食べるサイズではないのですが、それはやっぱりオーストラリアなのでしょう。
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おまけ
ソーシャルナイト後半、アイスクリームが配られた後、ドキュメンタリー中に水を飲みために部屋を抜けると、体育館内でコーディネータのBecがおり、呼び止められました。
彼女とは2014年のフェアトレードタウン会議で出会って以来の友人です。
団体運営や学生のネットワーク組織の戦略についてわりと深く意見交換をすることができました。

どの国でもそれぞれに課題を抱えていながらも、自らの信念に基づいて活動を続けているものです。頑張っている同志がいると、自分も日本で頑張ろうという気持ちになってきます。
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by smile-and-happy | 2015-07-06 05:27 | コラム(その他)

オーストラリアの若者フェアトレード会議報告-Fairly Educated 2015 アデレードってすごい-

2015年7月4日から6日までの間、オーストラリアのアデレードで開催されているフェアトレード活動にかかわる若者のカンファレンス、Fairly Educated Conference 2015に参加しています。

開催地のアデレードですが、フェアトレードタウンとなっているだけあって、フェアトレードを扱う店が所狭しとあります。イベント中に、フェアトレードを扱う商店を記載したマップをもらいました。
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町の規模が小さいということもありますが、密集しています。
オックスファム・ショップだけで市内に2店舗ありますし、かつアデレード大学近くのオックスファム・ショップにいったところ、そのすぐ近くに別のフェアトレードショップもありました。
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上記のオックスファム・ショップには1階と地下に分かれていて、地下ではカフェ的にコーヒーの販売を行っていました。また、1日目の記事で紹介したように、話し合いをするスペースもありました。
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こういう場所があるとコミュニティとしてのフェアトレードショップの役割も高まっていくのかもしれません。
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by smile-and-happy | 2015-07-06 03:55 | コラム(その他)


スズキのブログ(日本語)だよ。個人のブログです。英語版はリンクからたどってくださいね。

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