La Patata Dolce



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オーストラリアといったらSavage Garden

焦って乗ったQANTASの羽田便は非常に空いていて、3人がけに1人で座るという状況でした。

機内で本を読む時に音楽を聴きたかったので、機内のエンターテイメントで曲を探していると見つけました。

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そうです。

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Savage Gardenです。


やっぱりオーストラリアが生んだ世界的アーティスト。オーストラリアの航空会社のQANTASに入ってないとね。
(ちなみに、同じくオーストラリア出身のSiaは3枚もアルバムが入ってました。Siaの方が今の人だしね。)
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by smile-and-happy | 2016-07-25 01:58 | その他

松坂牛サンドウィッチ

関西の出張の帰り、新大阪で松坂牛で作られたサンドウィッチを1000円程度で購入しました。
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おいしかったけど、1000円は高すぎる気がしました。
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by smile-and-happy | 2011-11-27 23:38 | その他

結局

mixi日記と連動させることにしました。
やはり記録が1年しか保存されないのはね・・・
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by smile-and-happy | 2010-02-11 20:55 | その他

メモ『国連の可能性と限界』

以下はTICAD4に際した明石康さんの講演会に出た時のメモです。

日本はTICAD4とG8サミットがあり、政治外交的ビジョンを求められている。
アフリカにおける民族紛争の解決と国連の役割に関して、ルワンダとダルフールの事例から説明したい。
そこから国連の可能性と限界を見て行きたい。
【日本における国連の過大評価】
日本において国連は美化されている。理想的な存在として国連の可能性が過大評価されている。
戦争中から戦後における日本の歴史がそういった国連間を育んだのではないかと考えられます。
戦争中に味わった苦難があった。そしてだからこそ、平和に対する熱意を育ててきた。
外交による平和。相互理解に対する平和である。
憲法の前文と第9条には平和主義と国際主義の気持ちが深く表されている。
日本は1931年から21年間の空白期間があった。
その間、我が国の国連加盟は三度もソ連による拒否権行使によって妨げられてきた。
そして我々は81番目の加盟国となった。
こうした文脈が日本国民の国連への過大な期待があった。

その一方で国連は無力であるという議論もあった。
国連は所詮、国益追求の場なのではないか?

私が思うにその中間なのではないか?
理想主義なほど力はないが、実績はあるのではないか?

我々は国益のため、世界平和のため国連をうまく使用する必要がある。

国連は国際社会で様々な役割を果たしている。
多様な思惑がうごめく国際社会の中での調整の場と言う役割もある。
紛争や災害における人道的な措置を行なう役割も担っている。
国連の主人公は国家である。主人公は192ヶ国いる。

近年は安全保障理事会の改革が議題になった。インド、ドイツ、ブラジルの3カ国と共に常任理事国入りを目指した。
アフリカには53の国が有り、国連の最大グループであるが、常任理事国がいなかった。
→エジプト、ナイジェリアで割れてしまい、統一候補を出せなかった。

総会での採択において、決議は法的な拘束力を持ったものではない。


国連憲章の中には国連軍の記述がある。
朝鮮戦争の際には、名称のみ「国連軍」ちという状況であった。

PKO活動は国連憲章にはないものだった
総会において第三次中東戦争の際に引き離し部隊を派遣/

平和と安全の維持
開発・環境
個々の人間の尊厳(人権保護)

憲章とは離れてきたが現実にあわせていい方向に動いてきている。
国連が平和の中核としての役割を果たさなければならない。
→ブトロス・ガリの「平和への課題」
カンボジアでのPKOには自衛隊も参加した。その後、モザンビークにも派遣された。

90,91,92年までは国連にとっては追い風だったが、93年のソマリアでは強制力を持った平和維持部隊は失敗に終わった。
旧ユーゴ・スラビア、バルカン半島での仕事も国連に持ち込まれた。(国連はそういった持ち回りが多い。)
国連史における最大の平和維持活動。総数4万4千人を超えたもの。
旧ユーゴでは明石氏は司令官であり、アメリカとの間で難しい状況に陥った。
→アメリカは本格的な空爆を強調。
明石氏は街への空爆は拒否し、戦闘部隊の身への空爆を容認した。
クリントン大統領は国連安保理がもっと慎重になるべきと強調していた。
さらにルワンダの事例はジェノサイドと認定はしなかった。
国連は持っている予算や人員の中で行動すべきである。
その後出されたブラヒミレポートの中では国連で出来ること、PKOが出来ることに関して率直に書かれている。

ルワンダにおいては約80万人の人が犠牲になった。
明石氏は事件の翌年に派遣された。
赴任した首都キガリの教会には、(教会ならば安全だと考え)命を助けてもらうために集まったツチ族の女性や子ども6000人余りが皆殺しされた場所であった。
民族間の憎悪は殺した死体に対してもさらに危害を加えさせていた。

植民地下では当事者であるベルギー人はツチ族を重用した。そしてフツ族を間接的に迫害した。
そして、独立後はフツ族が政権を取り、ツチ族を迫害した。

このような事例はスリランカにも言える事である。
英国はタミール人を重用し、シンハラ人を迫害した。そして現在は多数派のシンハラ人がタミール人を迫害している。

ルワンダの場合、非常に特徴的な事は1994年4月の殺戮が組織的、計画的に行なわれたことである。
大統領機の墜落からツチ族への大量殺害は墜落前からラジオ放送にて「殺戮」を予告する放送が流れていた。
*紛争の中には「相手に殺される前に殺す」という流れが多かったが、ルワンダではそうゆうことではなかった。
*現在、タンザニア、アルーシャにて国際法廷で裁判を待っている。
明石氏が訪問した際には収容しきれない被疑者が数多くいた。3000人の収容人数に10000人以上が収容され、民間の蚊屋にも収容された。
その後、ルワンダにおいては、国民の中で「告白と和解」のアプローチが進んだ。トップの戦争犯罪者は司法の手で裁かれ、多くの人々は真実の告白と和解のアプローチが用いられている。

安保理はルワンダに対して有効な対策がとられなかった。
アフリカ諸国はPKOの増派を要求した。
しかし欧米諸国は人員不足と状況不安を理由に傍観を決め込んだ。
ガリ事務総長は当初は安保理の決定を受け入れたが、20万人を超えると派遣を勧告した。
アフリカの国々にとっては、国連は統一した意思決定があるのではなく、西欧諸国の利害が低ければ関与は少なくなるのかと嘆いた。

ルワンダのポール・カガメ大統領はルワンダの復興に尽力し、現在では大きく復興した。カガメ大統領は国連の不関与を非難していた。
小さな部隊の司令官だったカナダのデレール司令官は、当時何度も国連に増派を要請していた。(一時はカナダに帰国がアル中になってしまった。)その後彼はよい本を執筆した。

その後のPKO活動はアンゴラやリベリアなどで行なわれ、大変成功して進んでいる。また治安やガバナンス分野でのアプローチも進んでいる。
平和構築の考えは我が国の国際協力の視点でも比重が高く、また国連の平和構築委員会でも日本は議長国として頑張っている。
 
現在、国際社会の中で問題になるものはダルフールである。
スーダンでは南部での和平合意は進んでいる。数十年という内戦があったが、現在復興が進んでいる。
しかしながら、西部地域のダルフールでは和平合意も作られては破棄されると言う悪循環になっている。
既に死者が20万人でており、国内避難民、難民は200万人を超えている。
このダルフール地域においてはイスラム系部族と黒人農民との対立が原因。土地の使用や自治権の度合いが論点であった。
当初はアフリカ連合から平和維持部隊が派遣されていたが、アフリカ諸国は貧しいため、兵士への賃金が十分に払えず、また装備も不十分であった。そこで本年よりアフリカ連合と国連の平和維持軍の混合で2万6000人(兵士が2万人、警察が6000人)が派遣されている。
ダルフールのほとんどが砂漠である。
反乱勢力は砂漠を移動して反政府活動をしているのである。反乱勢力の英語は聞き取りやすく、また論理的な意見であった。

ダルフールの問題は難しいが、アフリカ連合と国連が恊働しており、欧米諸国が財政的に支援しているので、ルワンダの悲劇はなんとか回避出来るのではないかと信じている。

PKO活動はよりスピード感が上昇している。またアフリカ諸国は5%台の経済率を維持している。(しかしながら人口増加も2%台であるので1人当たりですと2%台であろう。)
アフリカには多くの資源も有り、先行きは明るいものであろう。

ケニアにおいては、争いがあったがなんとか調停は成功した。ジンバブエではムガベ大統領が権力にしがみついており、少々不安である。
アフリカ諸国では、国連とアフリカ連合の協調によって平和が達成されるであろう。

アフリカは将来、発展の潜在能力が高くある。
日本のPKO参加はアフリカではない。それに比べて中国は多くの警察官や軍人を派遣している。
参加している日本人は女性のNGO職員のみである。

今後のTICAD4を一つの機会として、日本がアフリカの問題を自らの問題と考え、取り組んで行く事を望む。


【質疑応答】
青山学院学生「世界の平和と安全への貢献という観点から日本の安全保障理事会入りはどんな意味があるのか?またスーダンなどの中で憲法9条かで日本は経済支援以外にどのようなことができるのか?」
→粘り強く前向きにこの問題に取り組むのであれば、いつかは実現するのであろう。
コフィー・アナン、ブトロス・ガリの両名は日本の常任理事国入りをすべきだと考えていた。
安保理を25カ国以上に増やすべきではないと考える。
財政的な貢献とPKOを含む政治的な貢献、国際的に多岐にわたる活動を見れば資格は十分にある。
ODAでは残念ながら5番目である。
日本はPKOの参加は82番目であり、早急にこうした状況を解決する必要がある。
これらのハードルを超える必要がある。

→我が国の憲法は前文に見ても国際協力の障害にならない。憲法9条1項は国連憲章と同一である。2項は理想主義であると考えられる。
コスタリカは軍隊を持たないと言われているが、大規模な警察力をもっているし、小国である。
永世中立のスイスでさえ軍隊は持っている。
軍隊は自国の防衛と共に、現在では国際協力も担っている。

横浜市民男性「国連も国会同様、機能不全ではないか?アメリカと国連の対立関係の話しを聞かせて欲しい。」
→我が国の国会と比較されるべきは、他の国の国会である。国連では安保理が動けない場合は総会や事務総長が動く。国連は主権国家と比較は出来ない。国家主権にこだわっている国家が多い中、スムーズには進まない。ただ世界の国家は主権を持っているが、破綻国家などガバナンス能力がない国家がある場合、「保護する責任」があるという認識が国際社会では出てきている。

国際社会では外交儀礼を重んじるべきである。

港南区社会人女性「明石さん男座右の銘をお聞かせ下さい。国連での成功例と失敗例をお聞かせ下さい。」
→座右の銘は「目は遠くを足は地に」。自分の掲げる目標に対しては。自分の事に関しては過大評価と過小評価をしてしまう。自分を冷静に見る事を心がけている。
→成功と失敗は自分とが努力をしても、外部状況によってどうしようもならないこともある。
→国連では批判をされても反論は出来ない。歴史が判断してくれると思う。
→嬉しかった事はカンボジアの総選挙の際に、世界中の新聞社が失敗を予見していたが、最悪の事態に備えて、準備を進めた。カンボジア国民が選挙に晴れ着を着て参加してくれたとき。
またイラクの湾岸戦争直後に北部クルド族の難民キャンプを訪れた際に子ども達が歓迎の意を込めて草花を車に投げてくれた時。
→苦しい時はあったが上司や同僚に恵まれていた。どんな国籍やどんな民族であっても仲間は見つけられるし、また同じ国民でも意見のあわない人はいる。国籍や文化を離れて最良の仲間を見つけて欲しい。
若者は外に出て欲しい。
アイデンティティと誇りを忘れないでほしい。
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by smile-and-happy | 2008-11-11 20:23 | その他

10/4 国際金融機関講演会

IMF・アジア開発銀行・世界銀行コラボレーション企画

【IMF】
宇都宮さん(IMF)
メイン:IMFの活動と今週末のG7会合に関する話

IMFが成立した背景には第二次世界大戦勃発の経験がある。

主な活動(185ヶ国)
-危機回避
----モニタリングを通じた政策監視(サーベイランス)
----技術援助と研修機会の提供によるキャパシティビルディング
-危機の解決
----暫定金融支援(現在は28ヶ国が支援を行なっている。)
*条件が通常よりも緩やかな有志となっている。

国際的な最後の貸し手
貸し付ける際には加盟国との交渉(理由を自国に考えてもらう。)
財源は「クオータ」(出資割当額)から拠出。
ドナーからの自発的拠出金もある。
「クオータ」は発言権に関係する。
*「クオータ」の調整は世界経済に占める比重をより正確に反映すべき。また低所得国の声を発言する仕組みも必要。

低所得国におけるIMFの役割

Q. MDGsのゴール8には「開発のためのグローバルなパートナーシップの推進」がある。持続性の話をしていましたが、IMFとして債務帳消しの対象国は決めているのか?
(ウガンダの事例)対象国はどのようにして決めるのか?

総会での中心議題
・金融危機への影響
・原油一次産品の高騰
・政府系ファンド(→国際作業部会での基本原則の合意)


Q.金融危機では、IMFはどうするのか?
Multilateral Consultationというツールで行なう。対話の場を提供する。

アメリカがIMFの融資を必要はあるか?
→シロウト目で見て、それはないと思う。(宇都宮は専門外である。)


「クオータ」に関連して、今後の展望を聞かせて頂きたい。
2006年にシンガポールで年次総会(3年に一回海外で行なう。)
2年後までに解決すると・・・
この間に計算方式の変更が行われて、中国などに暫定増資が行なわれている。
問題点として、この方法でもアメリカや日本もさらに上がってしまう。そこで日本などは上昇部分を低所得国に以上を行なっている。また途上国にクオータを譲り、微弱ながら発言権を与えている。

理事会で合意は得ている。

Q.IMFの理事会は24名いる。

【世界銀行】
大森さん(NGO担当官)

NGOと世銀の恊働について
1.世界銀行の説明
2.市民社会と連携に関して
3.日本での実状


1.世界銀行の説明
途上国政府に対して融資をする国際機関。
250億ドルの半数以上は資本市場で調達している。(世銀債権)
3年に一回の加盟国からの拠出
40年をメドにした無利子の支援を行なっている。

2.市民社会と連携に関して
開発NGOは日本では400団体存在している。
世界銀行ではNPOやNGOをまとめて「Civil Society」としている。
市民社会とは、「国家と関わる機関」「民間企業分野」「家族関係」には入らない世の中全体のこと
この中で、2人以上の人間が何らかの利害を代弁して活動している場合はCivil Society Organization(CSO)である。

政府ではないCSOと連携するのは、途上国の開発問題の解決のためである。
CSOは直接的な相手ではないが、連携を図ることが重要である。

1.ファシリテーション
開発分野では、途上国政府とCSOが連携を図ることが必要な場合がある。
ただCSOの重要性を認識していない国もある。そうした場合は他の事例を紹介する。

2.コラボレーション
政府に対してお金を貸したとき、経験豊富なCSOに実施に関して協力する。

3.コンサルテーション
政府の戦略を作る際にアドバイス。CSOと協力するように・・・


3.日本での実状
大森さんはNGO担当としては外務省を含め古株である。
約400団体、登録制度はない。
アジアが多い。南米、中東分野は少ない。
現場でのプロジェクトを実施する団体が多い。研究、政策提言の分野は少ない。
大きいNGOは非常に大きいが少ない(planとWorld Vision)、大半は小規模なNGO。

日本のNGOと連携は少ない。(日本社会開発基金)
世界銀行は先進国に対して支援をする組織ではない。
かつてのような途上国側のキャパシティがないという状況がない。先進国のCSOが途上国で働くと言う状況が少ない。現在、途上国の人材が育ってきている。アメリカではおおくの留学生がいる。
現地調達オペレーションが出来るようになっている。
一方、日本のCSOは東京に本部があり、現地には若手であり、決定権は東京にあり、遅い。途上国の現地CSOはその点、決定が早い。

まとめとしては、北のNGOはビジネスモデルを見直す必要があるのではないか。
Q.企業や大学との関わり
→どこと契約しても関係ない。契約の相手は全て差がない。その前提に立ち、世銀は企業に直接出す事はない。途上国の企業は世銀グループ内の国際金融公社が絡む。

新興経済国との関係は、アシスタンスからパートナーシップに変更しつつある。新興経済国はより途上国にお金を貸しやすいので、議論の的になっている。環境配慮などの観点。

Q.世銀の収入に関して
A.世銀債は安定しているため、株の影響を受けにくい。逆に安定しているために金融危機のために債権に流れる事がある。また拠出金は逆に上がっている。ただし3年ベースのため、影響は3年後。


QCSOとの.3つの仕事、ファシリテーションに関して、事例を紹介といっているがデータベースは世銀にあるのか?グッドプラクティスの共有システムがあるのか?
→整理されチェイルデータではない。2年に一回年次報告書を出している。今年出ます。

コラボレーションに関して、(日本には登録制度がないといっていましたし、)協力するNGOの登録などはしているのか?ないとすればどのようにNGOを把握するのか?
→世銀として登録制度はない。しかし、120ヶ国に事務所があり、さらに情報センターもある。そして70ヶ国にNGO担当官がいる。そういうスタッフがNGOの情報を整理している。スタッフ自体がある意味データベースである。

【アジア開発銀行】
日向さん(駐日次席代表)

◆アジア開発銀行の説明
国際金融機関・・・政府の多国間援助の担い手。多国間援助には国連と多国間開発銀行がある。
アジア開発銀行では他の開発銀行と異なり、グループではない。基金は4年に一回拠出を受ける。

設立は1966年、本部所在地はマニラ、そして、本部地争いは投票で行ない、日本とフィリピンで争った。そしてフィリピンのマニラになった。しかしながら、逆に英語圏のフィリピンで安価な現地スタッフが雇えるなど結果としては利点があった。

資本金の規模としてはJICAよりも低い、出資比率は日本とアメリカが同率で1位である。また中国、韓国、台湾、シンガポール、香港、オーストラリア、ニュージーランドなどがある。
加盟していない国は北朝鮮。

欧州、北米、日本には広報のための事務所がある。ドナー国に対する活動を広報する。グッドプラクティスのデータ管理なども行なっている。

ミャンマーには現地事務所はない。1080年代に貸付を返済しなかった故に、現在ではオペレーションは行なっていない。

財源は市場で調達するものと加盟国の拠出、他の基金がある。
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by smile-and-happy | 2008-10-12 08:35 | その他

【メモ】アイディアマラソン

アイディアマラソン
日時 2008年6月20日 18:00-19:30
講師 樋口健夫さん(アイディアマラソン研究所所長)

【メニュー】
1時間アイディアマラソンのレクチャー
40分研修

[主旨]
今日からパワーをどうやって積み上げていくのか?を考える。
これが目的

自ら苦境に突き進むのが私の行き方。
そしてそうした人生は楽しかった。
自分の人生の道付けになったアイディアマラソンを紹介する。

[海外に出る時代]
厳しいところに飛び込む
海外で求められる素養
→好奇心

*メモ
認知度が高いことは利益になる
例 ナイジェリアの酋長になることになり、それを聞きつけた三井物産の広報誌の記事になり、さらに三井グループの新聞の連載に繋がった。
質問する力が必要。
→そのためには相手の主張を聞く必要がある。
*語学は必要。身の安全でも、コミュニケーションでも。
 ・聞き直し
 ・書き留める
 ・主張する

書き残すこと
書くことは知的行動の原点。
書くことは人間のみができること。進化の原点。
書くことは誰でも出来る。書き続けることは難しい。ここに差がある。
考えることと考え続けることには差がある。
考えを書くこと、そして書き続けることで考えが深化し、考え続ける事が出来る。
書き続けることは自己の思いを可視化に繋がる。
脳も筋肉と一緒で使用しなければ退化していく。
(脳を使う人は長生きするという調査が英国で出ている。)
脳を使えば集中力にも繋がるし、それは結果的に書き続ける要素になる。

[書くことと書き続けること]
書き続けることで内容も良くなり、評価されていく。
エジソンノートには、電話機の考案図が300以上ある。これはベルに先を越されて悔しがったエジソンがそれを超えるものを考案し続けた証拠。
ダビンチペーパーの凄い理由、ダビンチの育った村は何もない。にも関わらず彼はノートに絵を描いて残した。
多くの人は天才性に気付かない。自分の能力を育てるために書き綴る必要がある。
それによって育てることができる。

*メモ
具体(自分の経験)と抽象(理論)を使い分けて説明をしていてとてもコミュニケーション能力がうまい先生です。

[アイディアマラソン]
*自分の想いを書いたノートは一生ものにする。
*周りに発信することこれが大事。

毎日ノートを書き、それを周囲に話す。

発想で勝つためにアイディアマラソンを始めた。
資源のない日本では発想しかない。

考えた事をノートに書き、周りに話し、レスポンスがあった事をまた書く。
この繰り返し。

自分の人生ノートを作る。
出来る限り毎日続ける。
そして多くの発想を書き込み、良いモノを発信。
書く内容はアイディア、計画、修正案、企画案。
絵を書く事はいいこと。

[アイディアマラソンの拡大]
大学、企業共に徐々に拡大している。

思いついた事を即メモする事が大事。
思いついた事は絶対に逃さない。
運動をする時もその姿勢を崩さない。(サウナ、お風呂、水泳)

[思いつきをメモすること]
砂金を探す事。
下らない事は書き続けられない。
その中で良いモノを考えてしまう。それが砂金。

[ハインリヒの法則]
300のうちわずかながら重大な宝物がある。
*本当は失敗に関する法則。

[ノートの活用]
昔のノートに書いたものは忘れないでそのまま脳と直結することになる。
これまで300数冊のノートから探し出せなかった事がない。

毎日ノートに記載するとそのノートが脳の一つになる。
書き留めないと全て忘れてしまう。
PCよりもノートの方が有用(絵もかける)

一次ノート 学習用
二次ノート 記録用
三次ノート 発想用

自分の想いと他人の考えをわけよう。
自分の発想はわける。
日付をつける。

ファイルノートがよい
ルーズリーフでコピーが自由に取れる。

[相互能力発見システム]
書いたノートを共有する事で相互に秀でている部分をチェックできる。

思いついた事すら思い出せない。
→同じ事を何度も繰り返してしまう。
→前進出来る。

[継続力がつく]
人を説得する事。
積極性。語学。
全てに導く。

[集中力がつく]
瞬時の対応
連想力

[専門の罠]
自分の専門分野は発想が生まれにくい
だから隣の人と組む。
→パートナーとの付き合い方
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by smile-and-happy | 2008-06-21 01:44 | その他

【メモ】『ソーシャルイノベーションの経営戦略』

『ソーシャルイノベーションの経営戦略』
2008年6月17日

【開会の挨拶】
民間企業はMDGsの達成に寄与が可能。簡易浄化剤によるP&Gの途上国支援。

【基調講演】
『新興国の現状とMDGs』
▶Dan Rohrmann(ユニセフ東京事務所代表)
ユニセフとはどうゆう組織か。
スタッフの9割が現場で働いている。政府や市民社会、企業などと働いている。
問題の現場で働いています。関連する各国などと緊密な連携の元で活動しています。
ただ各国のオーナーシップも重要です。
人道支援もおこなっています。
ユニセフは常用分野、栄養、子どもの保護、水、エイズなどが活動分野です。
ユニセフの焦点はMDGsにもあるし、活動の一つとしてMDGsの達成が有る。
MDGsの結果、成果もあるが、まだまだギャップもある。
アフリカの多くの国が貧困であえいでいる。(最貧国の多くがアフリカ)今回のイベントはTICADの成功で終わった。支援だけじゃなく民間投資もが必要。
今日はどういったパートナーシップがあるのかを見る機会。
MDGsは国連だけでは達成出来ない。多くのアクターの協力が必要。
これは子どもへの投資、未来への投資。

▶Flora Sibanda-Mulder(ユニセフ本部シニアアドバイザー)
なぜ栄養問題が必要なのか?
発表の概要は世界の栄養不良の状況を確認することから始めます。
西部アフリカの状況、栄養不良に対して何をするのか?そして民間企業に何を求めるのか(←ギャレットがしゃべる)
グラフを見れば、地域ごとでは南アジア、サハラ以南アフリカという順で栄養不良である。そして中東、北アフリカ、そして南米は慢性栄養不良である。
ミレニアム開発目標は子どもたちのために達成させなきゃ行けない。
(サハラ以南の国の栄養不良を証明するグラフの提示)
栄養失調で死ぬのではなく、肺疾患や下痢で死ぬのである。ただ根本的な原因は栄養不良。下痢になったとしても栄養不良でなければ死ぬ事はない。
サハラ以南では1960年代と2007年で変化がない。子どもたちの20%が五歳以下で死んでしまう。
栄養状態の危機の原因は、年齢に合った食べ物の欠如、保健衛生、安全な水がない

子どもの栄養と共に母親の栄養にも対応しなければならない。
栄養不良の子どもは栄養不良の大人になる。
コミュニティベースと施設ベースのサポート
深刻でない場合はコミュニティベース、つまり家庭でのケアとなる。

ライフサイクルベースの介入策を撮らなければならない。それが改善に繋がるのである。
介入は妊娠前から介入すべき、遅れてしまうと子宮の中で成長が遅れてしまうのである。

今行動を起こさなければ行けない!

▶Stephen Jarrett(ユニセフ物資調達部主任アドバイザー)
急性な栄養不良の子どもへのサポートとして栄養ペーストが開発された。
それがプラントリーナットという製品になった(フランス)。
この製品の開発の裏には、家庭で子どもが治療を受けられるという利点がある。病因では子どもへの負担が大きいのである。栄養満点で賞味期限も長い。
今後三年間でこのready to use治療薬の需要を増大させることが必要。
最近の食糧価格での高騰によって、需要が更に高まる可能性が高い。
ユニセフ、国境なき医師団、ビルクリントン財団が主なバイヤーである。
この生産は簡単でありアイルランドなどでも製品になっている、またマラウィなど現地生産も行なわれている。
現地生産によってさらにはブランド化、そして雇用機会の提供にもなる。
ISO22000も使っている。品質管理は重要。
ユニセフはモニタリングとして検査官を送っている。
国境なき医師団やビルクリントン財団とも連携している。
短気的には栄養不良の子どもへの提供。長期的には妊婦、母親への提供も対象である。
アフリカでのニーズは9万トン以上と言われているが、現在は1.5万t程しか製品が作れていない。
当面のターゲットは重篤な栄養失調の子ども達。
生産拠点は広がってきている。インドやアフリカ諸国(ナイジェリア、マダガスカルなど)
*アフリカでは20、その他では4つの拠点。

日本の企業に求めること
研究開発
合同生産のためのベンチャー支援
ノウハウ支援
物流経路構築支援
特に品質面(品種改良)での支援を期待したい。

【講演】
『ソーシャルイノベーションの経営戦略-グローバル時代の持続的成長に向けて-』
▶伊吹英子(野村総合研究所)
MDGsを企業の立場から捉えるとどうなのか?
社会貢献だけでなく事業展開としてのMDGsがあるのではないか。
MDGsには社会的な課題が数多くある。
この両者に関係性があるのでは?
つまり、社会変革と共に企業価値を推進することは出来るのではないか?
世界30の企業シンクタンクのグローバルアンケートの結果をレポートします。
前半、グローバル市場の構造変化(松尾)
後半、ソーシャルイノベーションの戦略概念とは?(伊吹)

▶松尾未亜(野村総合研究所)
人口に関して、中国、インドを除いてもアジアで11%の成長。
日本では2004年以降減少傾向になっており、2015年をピークに世帯数も減少する。
電気、情報通信などの生活インフラ、家電や自動車などの一般製品への需要も低下するだろう。
全世界をマーケットとして捉えた場合、(174カ国対象の調査結果)、5、10年で階層の底上げが行なわれる。主に中国、ロシア、インド、ベトナムなどが上昇してくる。
日本と近いアジアの国がある。

途上国支援の国際機関、NGO、国家の動きの活発化、さらに民間企業の関与
貧困層の経済的自立(マイクロファイナンスなど)
優秀な若手人材がNPO(ビジネス開発型)などのカタチで流入(それによる投資の増大)

近年の兆候として一般人がITを使って関与することがある。
例 e-Bay (社会起業家への投資)

ビジネススクールと財団の連携による非営利活動としての途上国起業家育成。

今後、10年間でグローバリ市場は変化する。
新しい動きにより、中間層の拡大という変化を拡大させている。
日本のマーケットは縮小するという明示的な予測がある。
マーケットのシフト、形成期の現在から関与するのが重要。そうすることでそのマーケットにおいて主導的なポジションが得れるのではないか?

▶伊吹英子(野村総合研究所)
ソーシャルイノベーションの形成戦略の概要
ビジネスイノベーションとソーシャルイノベーションの違い。
1.目的、同期
ビジネスイノベーションは売上利益であるが、ソーシャルイノベーションはそれに加えて社会ニーズも同期である。

2.対象
製品やサービスではなく、対象には社会全体の変革も含まれる。

3.パートナー
企業間の提携だけでなく、セクターを超えたパートナーシップをビジネスレベル上で組む。

ソーシャルイノベーションを考えると、コストダウンを図ることができる。
今後の国内市場の飛躍的な発展が見込めないので、グローバルレベルでの市場開発が行なえる。

調査の結果、様々なモデルが存在することが分かった。
三つの共通点
1.ロングターム思考(従来との違い)
→目の前だけでなく、将来の事業環境も見据える。
2.社会変革視点
→売上利益の最大化だけではなく、市場の社会的課題の解決をも見据えている。
3.パートナーシップ
→従来儲からないビジネスモデルだったが、セクターを超えるパートナーシップを組むことで外部支援を得て、ロウコストパフォーマンスを達成。

新たな事業展開モデルである。
シェル、ネスレ(途上国の水支援)、ノボノリスク(デンマークの医療会社)
→水の問題への取組は経営課題でもある。

社会変革視点をもつ事によって従来の競争軸を変えることができる。またそれまでパートナーとならなかったアクターを外部資源とすることができる。
P&G(水浄化剤の開発)、BT(イギリスの通信会社)

パートナーシップとは従来、財務的に連携出来るということであった。ソーシャルイノベーションにおけるパートナーシップでは財務的もしくは社会的な目標の共有である。国際機関、政府機関、NGO。
これによりロウコストパフォーマンスの達成。
ヒンダストリアルリーバ、ダノン

だが投資家が変わらないと買われないし、変われない。
投資家への巻き込みを行なう企業もある。
期間投資家に対する価値創造。

◆実現への課題と方向性
企業が持続的に成長するためのビジネスモデルの実現が目的
既存の経営戦略にソーシャルイノベーションの要素を加えることが必要。
*付け替えではない。
企業で変えられるものと企業で変えられないもの
ビジネスのルール、人々の価値、需要→パートナーシップで変えられる。
人口分布、性別構成、宗教文化→変えられない。
両者のきり分けが必要。
変えラルル要素をパートナーシップを用いて変え、変えられないものを事業展開をする際に考慮要件とする。

経済的な価値だけでなく、社会的な価値を見据えてバシューチェーンを構築することが必要。
例えば、ネスレのバリューチェーンとして、「共通価値の設計」を行なっている。長期にわたって株主に価値を提供するためには社会に対しても価値を提供しなければならない。

日本の企業としてどのようなアプローチが可能なのか?
欧米ではトップダウンが多い。では日本では?
1.社内資源の発掘
→社内ベンチャー支援、長期戦略策定の際に考慮する。

2.創造基盤の構築
→長期的に社会と呼応するビジネスモデルなので、その基盤は作っておく。
アドバイサリーボード、エグゼクティブコーチング、次世代のリーダーへの取組。

【パネルディスカッション】
『MDGsと日本企業の経営戦略の接点を探る』
モデレーター:伊吹英子
パネリスト
津田重典(住友化学)
神尾由恵(イオン1%クラブ)
平本督太郎(野村総合研究所)
Stephen Jarrett(ユニセフ物資調達部主任アドバイザー)
Flora Sibanda-Mulder(ユニセフ本部シニアアドバイザー)

▶津田重典(住友化学)
マラリアの脅威、MDGsと住友化学の活動

マラリアに感染することで職場や学校に行けない。
そして子どもの死亡率が高い。そうなると子孫を残すために多産になり貧しくなる。
という悪いサイクルがある。
マラリア撲滅はアフリカの貧困対策と言える。

マラリア撲滅に関する国際的な流れ
1998年、ロールバックマラリア(RBM)というキャンペーンを行う。
住友化学は当初からメンバーになっていた。

ミレニアム開発目標の中でも4つの項目に注目。
貧困削減
5歳以下の乳幼児死亡率
妊産婦死亡率
HIV/AIDSその他感染症

マラリアはハマダラ蚊が媒介。
蚊屋は5年間もつ。年間で3000万蚊屋の生産。
生産体制は世界で6つの生産拠点があり、アフリカではタンザニア(3社)にある。
タンザニアでは3200名が労働している。女性が9割。

蚊屋の事業はCSRというだけではなく、事業の延長である。

CSRと事業の融合である、ただしチェリティーではなく利益を意識している。
特にロングターム思考をもっている。
Africa for Africa!

*まとめ=現地生産、現地雇用、そしてビジネスである。

▶神尾由恵(イオン1%クラブ)
企業としてのCSRをはじめたのは、昭和33年(58年)岡田屋時代に交通遺児の高校生への奨学金であった。
アメリカにある3%クラブや5%クラブをヒントに作った。
青少年育成も行なっている。
*イオンは日本ユニセフ協会ともコラボしている。

▶平本督太郎(野村総合研究所)
ダノンとグラミン銀行のコラボ
ダノンはバリューチェーン上で様々なアクターとコラボをしている。
企画開発 NGO 地域住民にどの栄養素が必要か?
向上運営 現地住民プラスそれを支援するグラミン銀行
流通   グラミンレディ

P&G売り上げの25%が途上国である。
いかに市場を広げるか?がキー。
水を浄化する粉末の販売。安全な水への確保に寄与。
180万人が安全な水へのアクセスの欠如で死亡している。
この分野は1ドルを投資すると8dドルのバックがあると言われている。
当初は一般的なビジネスモデルだった。
課題
途上国では販売流通網がない。
綺麗な水へのニーズがない。→啓発が必要。
当初の売り上げは300袋。

パートナーシップを中心としてビジネスモデルの再編
3年で7600袋に!約25倍
リクルーティングにもプラス効果(最近の若者は社会的な役割も期待している。)

▶パネルディスカッション
M:企業はなぜMDGsなどの社会的な課題に取り組むのか?
フローラ:実際に社会を変えるのは政府ではなく、民間セクターである。MDGsのゴール8で言われて言えること。商品開発など民間セクターに求める部分が大きい。民間セクターの担うもの、それはsustainability。現地における技術移転により、現地生産などを円滑化できる。それは政府には出来ないこと。
スティーブ:誰が将来の価値を作るのか?誰が将来の消費者なのか?
それは子ども達。将来の企業価値の一部としての子ども達。
神尾:小売業とメーカーの違いは店頭での日常の交流。
津田:蚊屋の事業を始めたのはMDGsよりも以前に始めている。効果として有望な青年のリクルートに寄与している。またアフリカはレアメタルが豊富であり、そういった点でのアプローチは有益。アフリカのことわざでこんなものがある。「今日食べる魚を貰うよりも、お魚を捕る方法を教えてもらう方がいい。」将来の消費者としてのアフリカがある。
平本:欧米と日本の奉仕文化の違い。日本では無償の寄付は美徳。ただ、無償の寄付では継続性、拡大性がない。また受け取り側に依存心を生じてしまう。
CSRは授業員のモチベーションを生むことがある。社会的使命は重要。

M:どのようにして日本の企業は社会的な問題に取り組めばいいのでしょうか?
スティーブ:自らの強みを活かして欲しい。(出来ないことはしない)当事国の状況、文脈をしっかりと把握する。何に関与するのかを知らなければならない。現地の企業との関係を深める。そしてなによりもニッチが重要である。
世界銀行の面白い調査がある。アフリカで行なうビジネスは他の地域より2~4割高いことになる。
ただそれ以上にどこで新しい顧客が生まれるのかを考えなければならない。
利益が上がるのであれば、利益を上げればいい。ただ利益が上がらないならば、CSRという観点をもつ必要がある。中産階級が広がっている国ならば利益は上がるだろう。なによりも自らの強みを意識して欲しい。
フローラ:スティーブの補足。企業はやはり強みに焦点をあてなければならない。開発、生産、流通、活動の中での強みでユニセフをサポートしてくれる企業がたくさんある。いろいろな民間企業がそれぞれの強みからユニセフをケアしてくれた。(地場企業の支援は重要。)
このように強みを使って参加をして支援をすることが重要。
神尾:どうするのか?どうゆう規模でするのか?それが課題だった。とにかく企業規模にあわせたことをすればいい。(1%クラブは5名しかしない。)全部を自分でするのではなく、パートナーシップを考えつつ行なう。イオン1%クラブは日本ユニセフ協会とコラボで学校運営を進めている。
津田:CSRの根本にあるものは利益である。利益が出ることは何も悪くない。自分たちの強い部分から入った。だからうまくいったと思う。一番コストが高いのがアフリカ、人件費は安いがその他のコストがかかる。住友化学では利潤が出ればWorld Visionを通じて学校建設と給食支援をしている。大事なことはSustainableで行なうこと。つまり利益の上がるビジネスモデルが必要。
平本:どれだけ途上国の人々のニーズを理解出来るのか?がキー。途上国でのビジネスを成功させるには生産者と消費者双方のエンパワーメントが必要。そのためにも途上国の人々を理解することが重要。
この点で日本企業は強みがある。欧米企業はトップダウンが多いが、日本はミドルトップダウン、つまり中間層から意見が上がり、トップダウンという流れが多い。

質疑応答
株主に対してCSRをどう説明しているのか?また株価で反応はあるのか?
日本企業の強み、欧米企業の違いはあるのか?
企業が国際機関と連携することのメリットは何でしょうか?
また国連が企業に期待するものとは?

神尾:株主には株主総会の事業報告内で全て開示している。株主総会でもビデオで説明している。株主からは批判的なコメントはこれまでなかった。
津田:株価に関しては様々な面があり、CSRとの直接的な関係ははっきりと分からない。ただ株主にはしっかりと共有している。そもそも利益を得ているので、消極的なコメントよりも、積極的なコメントを貰う。
スティーブ:国際機関と協力するメリット。まずはどの機関がいいのかを見ることが必要。情報の共有が出来る。国連システムは大きなバイヤーでもある。知識の理由が出来るのではないか?NGOや宗教団体などとの協力も必要。ソリューションを企業から得たい。
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by smile-and-happy | 2008-06-17 17:36 | その他

World Youth Forum(日本語)

オススメイベントです。
以下共有。
面倒なのでURLにタグは付けてないので自分でコピペして飛んで下さい。

●○-------------------------------------------------------
持続可能な社会のための世界青年サミット
             http://www.youthsummitjapan.com/

World Youth Forum Toward G8 Summit〜for Sustainable Society〜
   2008年6月27 日(金)17:00 〜 30日(月)12:00(3泊4日)

   @国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)   

--------------------------------------------------------●○

「2050年までに世界全体でCO2排出量を50%削減する」
「アフリカ18カ国の債務の100%帳消しと、途上国に対する500億ドル
 の追加援助をする」

これは、2007年のG8サミット(主要首脳会議)で、地球温暖化を防
止し、貧困問題を解決するために世界の首脳が合意したことです。
けれど…

 どうやって2050年までにCO2排出量を半減するの?
 温暖化で影響を受ける国へどのようなサポートをするの?
 本当に効果的な援助なの?質の向上をどうやって担保するの?

など、問題解決のための議論は尽きません。

その議論の舞台は、日本が議長をつとめる2008年のG8サミット
(洞爺湖サミット)に持ち越されました。
洞爺湖サミットでは、2007年の合意を前進させる必要があるのです。

危機的な温暖化を防止し、持続可能で公正な社会を次世代の視点
から創造する一歩として、世界の青年を招聘し、日本と世界の
青年の声を洞爺湖サミットにむけて集約し発信する
イベント「World Youth Forum Toward G8 Summit」を開催します。

「洞爺湖サミットにむけて、日本(・世界)の青年の声を発信したい」
「日本の青年の活動は、もっと世界的な課題に取り組むべきでは?」

上記のような意欲・問題意識のある方のご参加をお待ちしております。

◆開催概要
○日時:2008年6 月27 日(金)17:00〜 30日(月)12:00(3泊4日)
○場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)
新宿駅から小田急線各駅停車約3分/参宮橋駅下車徒歩約7分
(会場までのご案内:http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html)

○主催:国際青年環境NGO A SEED JAPAN http://www.aseed.org/
Japan Youth G8 Project http://www.youthsummitjapan.com/
○協賛:ヤマハ発動機株式会社
○後援(予定):G8サミットNGOフォーラム
○協力(予定):エコ・リーグ(全国青年環境連盟)、YDP Japan
 Network、模擬国連委員会(予定)、imaginearth
○使用言語:日本語(英語の逐次通訳あり)
*地球環境基金・国際交流基金の助成をうけて運営されています。

○目的:
(1)洞爺湖サミットに向けて、会議参加者(世界・日本の青年)の
声を集約し、政策決定者に発信すること
(2)さまざまな活動に参加する世界の青年が、分野や地域を越え
てその知見と経験を生かした協働を実行するための活動を議論する
こと

○参加費:17,000円(部分参加・地方参加者補助があります)
○申し込み期限:5月31日(土)23:59
(申し込み先:http://www.youthsummitjapan.com/)

━━【プログラム紹介】━・‥…━━☆

1日目(27日)

▼オープニング(18:00〜)
▼レセプションパーティー

1日目は、4日間のプログラムの流れを理解するとともに、集った
参加者同士の交流をはかります。

2日目(28日)

▼世界の青年の成功事例の共有(9:30〜)
国内外の、ユース活動におけるグッドプラクティス(成功事例)を紹介
します。これらの成功体験を共有するなかで、成功の秘訣は何か、
今後の活動にどのように活かすのかを模索します。

▼基調講演 (13:00〜) 
テーマ:洞爺湖サミットの論点と世界の潮流
    〜G8が国際社会に与える影響とは〜
※現在講師調整中

▼パネルディスカッション 
テーマ:洞爺湖サミット、そして国際社会に対して、ユースとして今発信す
    べきメッセージとは?

上記二つのプログラムを通して、洞爺湖サミットで話し合われる論点を再
確認するとともに、それらのテーマに対し、青年としてどのようなメッ
セージを発信していくべきかを明らかにします。

▼テーマ別分科会 
洞爺湖サミットの主要議題の中から、特に「気候変動」と「持続可能
な開発(※)」について、今青年としてG8諸国に対して何を求めるべきか
を議論し、Statement of Youth Position」(青年による政策決定者に対する
提言書)をまとめます。

(※)洞爺湖サミットでのアジェンダは特に「アフリカの開発」だと言われて
いますが、当サミットではアフリカという地域に限定するのではなく、より
「持続可能性」という観点から開発というテーマを議論したいと考えます。

―開発分科会―

開発分科会ではSustainable Developmentにおける以下の3点に焦点
をあてました。1:教育支援 2:保健医療 3:ODAのあり方。社会の
一員としてできることと、先進国の有権者としてできることは異なります。
その2つの視点にスポットをあて、G8諸国およびその市民が何をすべき
かについて、議論が行われる予定です。

―気候変動分科会―

気候変動分科会では、地球温暖化による被害の状況、世界の交渉の流れや
日本の対策に関して、知識の共有・問題意識の共通認識の形成を図ります。
未来を担う青年の声を、主に以下の2点で集約します。1:先進国と途上
国の間の「共通だが差異ある責任」という原則をふまえた上でのポスト京
都議定書の枠組み 2:サミット議長国の日本の温暖化対策の指針である
中長期目標の設定。


―生物多様性分科会―

生物多様性の問題は、種の絶滅に限らず、自然破壊、農林業の衰退、里山
の荒廃、遺伝子組換え作物のリスク、先住民の権利侵害など多岐に渡りま
す。本分科会では、問題の現状・国内外での取組を整理したうえで、日本
で生物多様性条約締約国会議が開催される2010年に向けて、日本の青年が
するべき活動(地域レベル・全国レベル)を具体的に議論します。

※生物多様性分科会は、開発・気候変動のイシュー別分科会とは
別の時間帯[自主企画(28日、29日開催)]に行われる、
任意参加の分科会です。生物多様性分科会に参加を希望される方は、
上記の「開発」「気候変動」のどちらかに分科会と併願してください

▼自主企画
サミット期間中に、参加者の方の中から講師を募って行います。テーマは
原則として自由です。みんなに共有したい、伝えたい話題がある方は、積
極的に手を挙げてください。

3日目(29日)

▼テーマ別分科会(9:30〜)
 内容は28日の「テーマ別分科会」と連続しています。

▼青年と政策決定者の対話 ‐ラウンドテーブル・ディスカッション‐
環境、開発(外交)等の政策立案を担当されている方をお招きし、テーマ
別分科会の結果をもとに、意見交換を行います。

▼洞爺湖サミット後のユース活動について
洞爺湖サミット後の、日本のユース活動について、新たな可能性を模索
します。

▼自主企画
 内容は28日の「自主企画」と同様です。

4日目(30日)
▼全体セッション・クロージング (9:30〜)
3日間の会議の総括をするとともに、会議の成果である
ステートメントを合意します。

※プログラムの内容・時間は変更される可能性があります

●○-------------------------------------------------------
◆お問い合わせ先
国際青年環境NGO A SEED JAPAN 担当:三本・岩松
URL:http://www.aseed.org
E-mail:info@youthsummitjapan.com

※なるべく、以下のウェブサイトの問い合わせフォームより
問い合わせをお願いいたします。
http://www.youthsummitjapan.com/
--------------------------------------------------------●○
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by smile-and-happy | 2008-05-22 01:44 | その他

安全保障とは

神保先生講演会「安全保障とは」[2008年5月12日]

◆安全保障とは何か?◆
安全保障とは「誰が誰とどのような脅威からどのような手段で守って行くか?」である。
国家に対しての脅威とは何か?
安全保障は時代や国家の姿、情報によって「定義」が変わる。
例 アフリカでは日々の生活をどう守るか? ニュージーランドでは生態系の保護(免疫力が弱い)などなど

【座標軸】
▶横軸 対称非対称
*対象 国家
*非対称 合理的な行動が望めないアクター(テロ、ならず者国家)
90年代までテロはマイナーであった。小規模の被害しか出なかった。911では合計で3000人も死んだ。
統計学的には戦争は1000人規模の死亡が出ていた場合と言える。
▶縦軸 ハイインテシティー、ロウインテシティー

「抑止」・・・ある人がある行動をすることを思いとどまらせること。(自制を導く。)
1.能力---攻撃する力が無ければならない。
2.意図---攻撃する意志がなければならない。
3.相互理解---相互の情報認識が正確でなければ抑止は成功しない(キューバ危機)

◆安全保障の再構築が必要◆
[非対称的脅威]
→抑止が出来ない(反撃の場所がわからない)
→自己保存の原則を持たない(自爆テロ)
*ブッシュドクトリン(先制攻撃論)が出てきた。(神保先生のブログに細かい論文がある。)

例「レジームと国家の同一性」
北朝鮮の場合、労働党と国家が同一になっている。
専制者を脳、人民を細胞とするレジームである。
労働党というレジームがなくなる場合には、体制崩壊の際に自己保存を望まずに攻撃をする可能性もある。

[第二象限における安全保障]
平時→危機→有事→収拾
上記の流れがこれまでの戦争の流れであるが、非対称的危機では区別が出来ない。
予防や先制を数ヶ月前に戻って行なわなければならない。
テロには資金[カネ]、技術[モノ]、組織[ヒト]が必要。
例 バリ島テロのC2爆弾はパキスタンルートで流れているのではないかと言われている。
アルカイダの場合
組織を動かすために、コアとサブがおり、ぐるぐる回っているイメージ。
アルカイダの資金源は反米的な資産家や個人の募金、ファイナンシャルマネージメントである。
→予防と先制の概念には、ボーダーチェックなどこれまでに考えていなかったことが安全保障に含まれるようになっている。

◆アジアの安全保障体制の課題◆
ヨーロッパは集団安全保障条約の対立(NATOvsWTO)
アジアは二国間関係が中心的な役割を担った。
*欧州は共産主義が一枚岩であったが、アジアでは共産勢力陣営ないで対立する。
→ブラジンスキー「チェッカーボード」
なぜ「ロングピース」の欧州とは異なりアジアでは戦争が起きたのか?
→欧州では東ベルリンに戦車部隊が集中すれば、核攻撃は行なった。
→アジアではエスカレーションコントロールが働いた。
*冷戦後、欧州はかつての敵国を内部化することで安全保障を補完した。

冷戦終結後もアジアでは冷戦型の脅威が残存している。
*中国、ベトナム、北朝鮮、キューバ
なぜアジアでは共産主義勢力が残存じたのか?
1.アジアの共産主義勢力は植民地解放勢力であった。
→国家建設の過程において、国家とレジームは同一になった。
*欧州では国家が元々に有り、その上にレジームとして共産主義があった。
2.経済発展
→中国とベトナムは改革開放とドイモイの中で経済発展を果たした。

バイとマルチを使ってどう組み合わせるのか?

◆新しい脅威◆
かつての国家による脅威ではない。
予防しないといけない。
*どこでテロ訓練 を受けるか?どこで資金提供を受けるか?
情報をいかにして把握するかが重要。
→『空間横断型安全保障』

*テロ組織の声明はファンドレイズ(ファンドレイジング型テロリズム)
→アルカイダのネットワークが崩壊して以降、各グループは資金を求めている。

◆拡散◆
@92年と2003年の違いは何か?
1.ノドンだけでなく、テポドンの開発に成功。
→北東アジアに限定化されていた脅威のグローバル化
2.原爆の父、カーン博士の核の闇ネットワークの存在
94年の段階で北朝鮮は核兵器を1~2まで持っている。最少でも14発のプルトニウムをもっているだろう。よって北朝鮮は実験も拡散も出来る。
→シリアと北朝鮮の問題は注目されていた。
*空間横断型の安全保障の一つ

21世紀は「北朝鮮問題」は日本だけの問題ではなく、アメリカの本土安全保障上の問題でもある。

抑止だけではなく管理して行くことが重要。
・ロシア、中国
・米印原子力合意
・非国家アクターへの対応

◆まとめ◆
第二象限の安全保障は深遠な課題である。
構造的な理解が無ければ政策の答えが出て来ない。

対応策としては、何があるのか?
ブッシュは先制攻撃こそが必要だと行った。(L・ギャティスは賛同した。)
先制攻撃が21世紀の理論なのか?
これから浮上するアクターとの関係が必要である。

◆質疑応答◆
Q.安全保障の論理には開発的アプローチはないのか?
→攻撃はなぜ起こるのか?ラムズフェルドは能力だと言った。能力基盤アプローチ(capability Approach)だった。パブリックディプロマシという手段に用いるようになった。
アメリカ独自の魅力が無いのが現状。

Q.テロリズム後のブッシュの「新しい戦争」に関して、「本当に新しい」のか?
→テロリズムやテロリストは従来の戦争概念で考えても、同じ様な死者数が出るのであれば戦争と考えるべき。かつての戦争という概念と同等程度の資金、人材をかけるべき。
警察と火力をわける者は火力。テロはその間を狙う。
→政策決定としては対象の規模に応じて、軍隊を使用する場合は「戦争」と呼べばいい。

Q.バンカーバスターなどの核開発の新開発に関して?
日本は核攻撃を受けた場合、米国が核反撃を行なうと言う拡大抑止があると話されている。
拡大抑止が聞くかどうかは1.能力2.意図3.相互理解が共有されているかによる。
2005年の共同声明では「北朝鮮の核の放棄を約束し、アメリカは北朝鮮による攻撃の意図を有しないと確認」とある。これは日米の拡大抑止への脅威になる可能性もある。その後の2プラス2で、「拡大抑止」は維持されていると記載されている。
核兵器は使いにくい武器。
現在の核は、
戦術核
戦略核
潜水艦発射型
その他
北朝鮮に使う武器はどうゆうタイプか?
→地下基地攻撃やピンポイント攻撃が出来る兵器は重要。
運用計画のない核兵器は抑止にならない。
→よって、小型核などは重要。
抑止は運用計画が無ければ意味が無い。

Q.抑止以外の核兵器の取引としての使い方のグローバル化はないのか?そしてNPT体制はどうなるのか?
NPT体制は重要だと私は思っている。
核兵器は筋のいい国が持つべき。Best among worst
核兵器の数を減らして行くべき。

2003年にはテロとの戦いに対して、アメリカはパキスタンとインドへの制裁を解いた。
6年の米印民生合意の結果、IAEAの査察でOKが出たらウランの提供を含めた技術提供が可能になった。
*インドへの認定が、北朝鮮の核実験に結びついたのではないか?スタンダードが変容している。

不拡散のスタンダードがバラバラになる。
米印原子力協定は米国企業にとって利点となる。
*トーマス・フリードマン「フラット化する世界」(インドとアメリカの関係が焦点)

Q.アメリカが国連総会の第1委員会でNoを投じることが多い。しかし中東非核地帯に対してはNoを投じていない。アメリカが非国家主体に核を使いたいのであれば反対するのに何故か?
アメリカはグローバルに軍を派遣する。自らの戦略を絞るオプションには反対するであろう。
ただもう一点、国際的な規範の力は重要。
アメリカ以外の国の賛同を認めることは重要。
【地雷】
韓国がDMZに地雷を敷かなければ、安全保障上危ない。(地雷が無ければ北朝鮮の進行が止められず、多くの人命が損失するだろう。)
【環境】
コストが多くかかる環境対策でさえ、アメリカ以外の国は賛同し、アメリカを追いつめている。
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by smile-and-happy | 2008-05-12 23:53 | その他

明石康講演会

明石康講演会(5/17@法政大学 11:10~12:40)

「世界平和のための国連と日本の役割」
それぞれの国が問題を抱えていて日本は優れた状況にある。
しかし、恵まれているが故に「平和」について考える事は少ないのではないか?

2000年国連特別総会における『ミレニアム宣言』
格差の問題
→一日一ドル以下の生活水準の人口の削減
→最低限の人間らしい生活を出来るように・・・

日本における『平和』とアフリカにおける『平和』
・タンザニア初代大統領ニエゲゲ
彼は国連本部に来て言った言葉「先進国の言う平和と我々、アフリカの言う平和は異なる。単なる現状維持では受け入れない。植民地主義など現状は不公正である。」
・サウジアラビア国連大使マルーディ(当時は訓令が無く自分の考えのみで言っていた)
国連創立25周年の記念切手を発行する事になりスローガンを「平和と進歩」にしたところ、噛み付いてきた。「中東においては、イスラエルが武力的に有利な状況にあり、戦争で奪い取った土地を返還していないままであり、平和の次に正義が無ければ同意出来ない。」
* そして彼は1人で70数票を獲得し(根回し?)、修正された切手を発行させた。

『平和』
現状を変える平和ではないと受けいれる事が出来ない。

スリランカ和平
シンハラとタミル人の抗争が続き、2002年に和平が結ばれたが、軍事的緊張は増している。スリランカ政府は内政干渉を嫌がり、国連や人権理事会 で議題に上がる事に反発している。
日本はODAを平和の配当としている

『保護する責任』
国連は国家間戦争を予防及び停止する主体的役割があり、2番目に途上国の貧困を解消させるための開発がある。そして3番目にそれぞれの国に住む個々の人間が安心して生活出来るように人権を保護する役割がある。

『破綻国家』
ある統計では50近くあり、政府によっては個々人の人権を守る事が出来ない政府もあり、また人権に関心のない政府もある。そこで、各国政府には個々の国民を保護する責任があり、それを行う事が困難な場合、国連は保護する責任を有する。
国連憲章第2条第7項には「内政不干渉」がある。
1970年代のカンボジアでは国民の4分の1が殺され、また1994年はルワンダで大虐殺があり、国連はそのようなジェノサイドを傍観するしか無かった。そこで内政不干渉をそういったジェノサイドの隠れ蓑にさせてはならない。
→そういった『良心の呵責』が『保護する責任』と『人道的介入』が認められるという意識が生まれた。
では、実際、人権など細かい状況にまで国連は口出し出来るのか?
→宗教的反発!地域的反発!「人権は共通だろうが、その達成プロセスはいくつもあるのではないか?」「人権と言っても欧米的な政治的人権ではなく、個々の社会的、経済的権利の方が重要である。」

国際社会は共通の目標に向けて歩んでいるが、個別的な問題では対立点が内在するので調整が必要なのである。

国連憲章6章における国連の出来うる事とその措置としての第7章
国連憲章第8章においては、地域によって問題に対処すべきとかいてある。
例 スウーダン、ダルフール紛争ではAU(アフリカ連合)が平和維持部隊を送ったが、アフリカの部隊は装備不十分であった。そこで国連とドッキングした平和維持部隊を派遣する事になり、スーダン政府もそれを受け入れた。

日本の憲法問題
平和憲法の崇高な姿勢と戦後60年の
一つ言える事は「平和」と叫ぶだけでは平和にならないし、祈るだけでも「平和」にならない。受動的ではなく能動的な平和主義でないと意味が無い。「平和」をどういう風に達成するか考える事は重要であり、憲法9条の問題が発生する。
憲法第9条第1項は国連憲章の理念と同様であるが、第2項に関する武力 の放棄は再考が必要。「戦力の不保持」は実際問題としてどうなのだろうか?
また「集団的自衛権」に関してはこのままでいいのか?
日本が他国の脅威となりえない範囲で防衛力を持つ事は必要で、また国際協力として国連決議及び国際社会として軍事力の使用は承知せざるを得ないのではないかと思う。
憲法改正をするならばアジアに対する歩み寄りをすべきであり、アジアとの信頼関係を構築するのとともに多国籍軍や平和維持軍へ参加できるように憲法を改正すべきである。

平和維持活動
国連の平和維持活動は戦争中に介入する事は出来ない。停戦及び和平合意の後にしか参加出来ない。
【国連平和維持活動三原則】
・ 当事者全てが和平に合意
・ 国連は中立を貫く
・ 武器や武力を行使する事は自衛のために必要な最小限のものしか使わない。

旧ユーゴスラビア
内戦のまっただ中での派遣であった。任務は政局の安定化と陸の孤島となった幾つかの都市に食料を届ける職務の軍事的な保護であった。アメリカ政府は空爆を主張した。空爆をすると戦争アクターとなってしまう事があり、苦労した。そうなれば本来の人道支援が疎かになってしまった。

平和が保たれた後に・・・
平和、安定がもたらされれば次に開発に繋がる平和構築という任務がまっているのである。

国連改革
2年前(2005)に国連60周年を機に人権委員会を総会下部機関の人権理事会になった。平和維持とともに次の段階の平和構築のための平和構築委員会も創設された。
安保理改革に関しては、失敗した。


【事務総長の語る常任理事国の要件】
・ 財政的な貢献
・ 軍事的なPKO活動などの貢献
・ 紛争を平和に変えるための積極外交を行っている国々
日本は国連分担金の拠出額は第二位だが、政府開発援助に関しては7年連続の減額傾向にある。
日本は平和のための努力は積極的に行うべきであり、その結果として国連安保理に迎えられる事が出来るであろう。

質疑応答
Q.国家管轄権に対して人権を重要とするためにはどのようにして達成すべきか?
政府が条約を作り、それをしっかりと履行する事。
また人権理事会や人権高等弁務官事務所などに人的及び財政的に貢献するということを具体的姿勢で示せば良いのではないかと思います。

Q.憲法9条に関して常任理事国入りの関連性
憲法9条2項があるがために、軍事力を行使する可能性がある平和維持活動及び多国籍軍に対して参加を控えるようであれば常任理事国にはふさわしくないと言われるのではないか。

Q.改憲されるのであればアジアの理解を得るために何をすべきか?
憲法9条を改正するという事は、アメリカよりの現状を是正する事にもなりうる。集団的自衛権の問題でアメリカとの協力の場が増えるという危惧は理解が出来るが、日本の国益をベースにするならば当然のことであれば、日本の国益に適わなければ友好的に話し合っていけば良い。
アジアとは対話、そして信頼醸成の中で

Q.軍事的競争が続く「真の平和」を実現するために国連が何をすべきか?
エスカレーションを防ぐためにも透明性を促進させる。そして攻撃的な武器ではなく、防衛的な武器に限定させる事が必要。

Q.ODAに関する国民意識への私見
ODAのGNI比0.7%以上を出して頂きたい。

Q.ODAをすぐに平和のために投資する事が出来ない。詳しく。そしてどう使うべきか?
今の使い方は理想的ではない。また相手国の緊密な相談が必要である。それぞれの国家の腐敗の問題、効率の問題がある。
内政干渉にならない範囲で効率的な運用は不可能ではない。(中国での事例)

Q.ASEANプラス3がEUと比較して話して頂きたい。
大国の不参加。
中国、インド、日本という巨大な国が歴史的な経緯などからいっても一緒になれない。
ただEUに関しても50年かけて結集度をあげていったのでその努力が必要。

Q.日本の安保理の常任理事国入りについて、理事国後のビジョンが不明確。平和構築委員会や経済社会理事会で頑張ればいいのではないか?そうゆう選択肢はないのか?
ビジョンが見えない。
日本はかつて国際連盟の常任理事国であった。しかし大きな決定を果たせなかった。
ステータスシーカーになってはならない。またアメリカのような軍事力に頼るのも良くない。日本らしい貢献の仕方を国民規模で討議する必要がある。

Q.PKOの滞在期間。
ケースバイケース。リーダーの質や状況による。ただ出来る限り短い期間にする。
カンボジアPKOでは人権NGOを要請し、国民が人権監視を行えるよう種をまいた。
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by smile-and-happy | 2007-05-17 22:57 | その他


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