La Patata Dolce



オーストラリアの若者フェアトレード会議報告-Fairly Educated 2015 1日目-

オーストラリアのアデレードで2015年7月4日から3日間の日程で開催される若者によるフェアトレード運動の会議に参加しました。1日目が終わったので、その記事を書きたいと思います。
*2013年に参加した際の記事も参考にしてください。

みんなで準備
今回は予算もきついので、現地の主催チームの学生のお家の部屋を借りたので、会場には早めにつきました。
そこで、設営準備を一緒に始めたのだけれども、早めに到着した参加者はみな同じように設営を手伝いました。
なんか、こういうみんなでつくろうっていう姿勢って大事だなぁって思います。

日本だと参加費を払うと、わりとお客さん感覚になってしまう場合が多いように思いますね。

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*受付周りで打ち合わせをするメンバー

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参加者にはTシャツがプレゼント。一つはイベントがつくったもので、もう一つはオックスファムからの提供。どちらもフェアトレードのTシャツです。

イベント冒頭には、運営メンバーに対する労い、ごみの分別の徹底などが伝えられました。
特にごみの分別は重要視されているようで、フェアトレードを志す者ならごみの分別は絶対というような口調で伝えられていました。(日本も見習いたい)


基礎からしっかり
イベントはまず、外部講師のThe Fair Trade AssociationのKittyとFairly EducatedのBecによるフェアトレードの基礎講座からプログラム本編ははじまりました。
フェアトレードの歴史、フェアトレードの意味、フェアトレードの10の原則、そして、フェアトレード大学について紹介がなされ、同時にFairly Educatedの歴史が紹介されました。
*Fairly Educatedの歴史については、以前、投稿したのでそちらを参照してください。
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オーストラリアの学生の活動
その後、インドのフェアトレード製品の生産者を訪問した学生からのフィールドレポート、日本におけるフェアトレード活動(及び学生の活動)に関する報告が行われました。
オープンマイクセッションでは、オーストラリアで活動している参加者がそれぞれのキャンパスでの活動を紹介。アデレード大学ではフェアトレード・フォートナイトを行い、実施においては学内の社会正義に関わる団体の協力を得て開催したそうです。
同じく、アデレードにあるフレンダース大学では、2013年には学生が働きかけて、学内のカフェのコーヒーをすべてフェアトレードにしたそうです。(同大学はフェアトレード大学に向けて活動を進めているそうです。)
メルボルンにあるRMITでは、学生と職員(院生)が発表をし、トートバッグなどのフェアトレード製品をつくっていることなどが紹介されました。
特に面白かったのは、ディーキン大学とメルボルン大学の発表。
ディーキン大学は職員が発表を行い、学内の社会正義団体や企業など周辺からの働きかけを行い、周辺を固めたうえで、フェアトレードを大学の食堂に導入をしたそうです。(なおディーキン大学はフェアトレード大学です。)
また、メルボルン大学からの発表では、学生からフェアトレード大学になった後のムーブメントの維持と大学(授業)との連携の重要性について話されました。
特に事前に誰が話すのかは決まっていませんでしたが、即興でこうした話ができるのはすばらしいことです。

休憩時間にも熱い話が
Fairly Educated Conferenceでは、休憩時間が多めに用意されており、紅茶やコーヒー、果物が用意されています。
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休憩時間にも、参加者たちは「開発の主体は誰であるべきか」など熱い話し合いを続けていました。
(なお、オーストラリアの男性たちは背が高い。)
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町に繰り出そう
午後は場所を変えてアデレード大学からアデレード市の図書館に移動しました。
移動時間を利用して、市内にあるオックスファム・ショップと地元のフェアトレードショップを訪問しました。
なお、アデレード市はフェアトレードタウンであり、フェアトレードショップのマップも用意されていました。

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アデレード大学のすぐそばにはオックスファム・ショップの看板が!

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ショップに入っていく参加者たち


アクターを巻き込む
図書館に移動してからのセッションでは、City Councilのメンバーやフェアトレード・カフェのオーナー、詩の朗読(the spoken word)を行っているエリトリア出身の学生活動家、市内の政治家、Fair Trade Australia Newzealandの職員が講演を行いました。
学生やNPOだけでなく、アデレード市の政治家を巻き込んでいる点が、イベントの開催自体がフェアトレードの認識向上活動の一環であるのだと感じました。
また、図書館も室内ではなく、オープンスペースでの企画となっていて、図書館に立ち寄っている市民も自由に参加できるようになっていました。

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City Councilのメンバーからの発言

また、図書館でのセッション後、5-10人のグループに分かれ、市内のフェアトレードカフェやショップで振り返りを行いました。それぞれのカフェやショップの協力体制がすごいと思いました。

ソーシャルイベント
1日目のプログラムが終わると、希望者はワールド・ビジョン・オーストラリアのユース機構、Vision Generation(Vgenが企画する40 Hour Famineというイベントに参加しました。
なお、VGenはオーストラリアでは社会正義(国際協力)に関わる最大のユース団体で、デューク大学のVgenメンバーであり、私のハウスメイトとなったMichelleいわく、全オーストラリア中で1,000名近くいるようです。(私は登録しているメンバーだけなら6倍はいるんじゃないかと思います。)

40 hour Famineは、40時間の挑戦プログラムで、参加者は、携帯やインターネットの使用禁止、座らない、人としゃべらない、食べ物を絶つの中から選択(すべて選択してもよい)します。

今回は、その参加者が思いを共有する企画で、主な企画の流れは、以下の通りです。
1. ピザと飲み物で交流
2. スピーチ×2
3. ワールド・ビジョンのビデオ
4. スピーチ×1
5. ビデオ

イベントには多くの参加者がいて、すぐに打ち解けて交流をしていました。
オーストラリアでvGenが広がっているのもこうした対話空間を提供していることにもある野ではないかと思います。

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*スピーチをする私の泊まっている家を提供してくれたWill

みんなで社会を変えよう
1日目の感想は、学生だけじゃなく、職員やNPO職員も同じように参加していて、フェアトレードの推進のために一緒にやっていこうという認識で協働ができるんだと感じました。
また、Fairly Educated Conferenceを主催する学生たちもアデレード市や大学、NGOを巻き込むことの重要性を高く理解していることを感じました。
(日本の場合は、NGOや市、大学からそんなに協力が得られていないのも課題なんですが。。。)
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by smile-and-happy | 2015-07-05 22:27 | コラム(その他)
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