あかいさんのコメントが面白かったので、もう少し話を膨らましていこうと思います。
(あかいさん、ありがとうございます。)
お金に関しては、確かに日本人の場合はアルバイトをすれば、参加出来ますよね。航空券の価格もあり得ないぐらい安くなってきてますしね。
ただ全日本大会でさえ金銭面の問題で参加が出来ない人もいるのも確かで、知り合いの某全日ディレクは学費を全額自分で払っていたため、一年生の時は模擬国連の大会に参加出来ないという人もいました。
模擬国連がどういった意味合いを持つのかは、人によって違うのかもしれませんが、鈴木は裾野を広く、参加しやすい方がよいのではないかと思います。これは自分の模擬国連の位置づけが社会啓発の一つだという認識が強いからだと思います。
受け取る人の経済状況にもよると思いますが、全額ではないにしろ、一定額の補助を出せるようになれば、いいのではないかと鈴木は思います。
また話を海外に移すと、よく途上国の知り合いから何か経済的に支援を受けられるところはないかと聞かれることがあります。確かに日本で一日アルバイトをすれば1万円ぐらいは稼げますが、途上国では一日働いても1000円に満たない国が多くあります。そうした人たちに対する支援の窓口もあればなぁと思います。確か、WFUNAやUNのYouth Conferenceだと途上国の参加者は交通費免除があったりした気がします。
今回の投稿のキーに移りたいと思います。
ミドルエイジです。これは本当に重要だと思います。
確かエコリーグでは30歳以下であれば、ユースとして環境系の国際会議参加の金銭的補助を出しています。
またUNVはCPS (Corporate Private Sector) Programme[国連ボランティア 企業・プライベートセクタープログラム]という3ヶ月を上限としたボランティア派遣プログラムがあります。ただこれはボランティアであって、国際会議ではないです。
また会社側として、そういった機会に送り出すことができる土壌も必要なんだと思います。
先日、某社会人NPOの会合に出たところ、彼らはイタリアで行われるG8の会合に参加することを企画し、会社を休んで参加するという話をしていました。ただそうしたことができる職種は本当に限られているのだなぁとも思いました。
ただ模擬国連に話を戻せば、ミドルエイジの方に現行のユース主体の模擬国連大会に参加者として参加した場合、得られるものがコストほどあるのかといえば難しいかもしれません。
今回の投稿は海外大会にもっとユースを出そうという鈴木の思いつき投稿から、コメントを通じて、ミドルエイジの国際会議参加、しいては就職後の国際協力との関わり方を考える機会になりました。
国際会議の参加以外にも、NGOなど国際協力アクター側としては、参加のパッケージングをしていかないと行けないのだなぁとも感じました。
追伸
>hakase
現行のシステムだと活動の維持に多くの労力を割いていて、新規開拓は難しいんじゃないかと思います。ただ理念から考えれば、活動機会の提供はもっと投資すべき分野(もちろんアカデミックレベルの向上とともに)だと思います。