『戦争とプロパガンダ』の中でエドワード・サイードはパレスチナ、イスラエルの若手リベラル層の対話と信頼醸成を通じた和平プロセスの推進こそが必要だと述べています。
当事者を巻き込んで行くことこそが重要なんだと思います。
これはパレスチナ問題に限った事ではなく、成田闘争やその他様々な訴訟にもいえることだと思います。
イスラエルにおいて、政府の方向性に異を唱えるのは本当に勇気が居る事だと思います。
選挙の結果を見ても右派勢力の支持が強く、こうした活動の継続には少なからず危険があると思います。
以下、告知です。
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パレスチナの封鎖および分断と闘うイスラエル人
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「イスラエル人として私たちは信じている。真の平和のための唯一の道は、パレスチナ人が、私たちが持っているものと同じもの、すなわち、発展可能で真に
独立した自らの国家を持てるようになることだ」
上の言葉は、イスラエルのNGOであるICHAD(家屋破壊に反対するイスラエル委員会)のホームページからの引用です。ICHADは、イスラエル政府
による、集団的懲罰や違法な入植地拡大を目的としたパレスチナ人の家屋破壊に反対するため、1997年に設立されました。
ジェフ・ハーパーさんはその創設者の一人で、自らブルドーザーの前に身を置いて家屋破壊を阻止し、パレスチナ人とともに家屋の再建に取り組むなど、イス
ラエルにおける非暴力直接行動と市民的不服従を実践してきました。そして、パレスチナ人の将来を奪う「封
鎖」と「分断」の政策によって、将来のパレスチナ国家が「監獄」になると警告を発しつづけてきました。
4月25日、アムネスティなど市民団体と立教大学キリスト教学研究科が共同で、ジェフ・ハーパーさんを招いた講演会を東京で開催します。ハーパーさんと
ともに来日されるのは、中東聖公会エルサレム教区司祭で神学者のナイム・アティークさん。アティークさんもまた、中東和平のために長年取り組んできた方
です。
貴重なお二人の来日講演に、ぜひ奮ってご参加ください。
切り刻まれるパレスチナ 〜続く入植地の拡大と非暴力抵抗運動〜
◆日 時:4月25日(土) 13:30-16:30
◆会 場:立教大学 11号館 AB01教室(定員500人)
JR/地下鉄「池袋駅」 西口より徒歩7分
◆アクセス:http://www.rikkyo.ac.jp/access/
◆資 料 代:500円(学生300円)
◆問 合 せ:03-3518-6777(アムネスティ日本)
※日英遂次通訳あり
※事前の予約は必要ありません。
※イベント欄に詳細情報へのリンクがあります。
※アムネスティ・インターナショナルは2004年に、イスラエルによる家屋破壊に関する報告書を発表しています。(英文)
“Israel and the Occupied Territories. Under the rubble:
House demolition and destruction of land and property”
http://web.amnesty.org/library/index/engmde150332004
>たかっぺ
次回はぜひ☆